2015年12月30日水曜日

「埼玉スタジアム2002フリマ」のフリーマーケットレビュー

埼玉県のシンボルとも言える埼玉スタジアム2002・・・

日本最大のサッカー専用スタジアムで浦和レッズのホームスタジアムです。


実際に行ってみると兎に角デカイ!!


交通の便も、ある程度は良いと思う。




















出典http://www.stadium2002.com/access/index.phpより


車の場合も、駐車場は広いので「停められない!」、という事はまず無い。

電車の場合は多少歩くが、十分許容範囲内だろう。




ここでのフルマの開催は、そう頻繁にあるわけではなく、一ヶ月に一回位の開催ペースである。

入場のシステムは一風変わっていて・・・アーリー入場というシステムを設定している。



●10時から入場希望の方は、入場料大人200円(小学生以下は無料)を取られる。

●【アーリー入場】
入場料金:  一人 600円(小学生以下の子供も同じ料金を取られる。)
入場時間:  8時30分~10時



つまり1人600円を支払えば8時30分から会場に入ることが出来るのだ。

仮に4人で行ったとしたら2400円である。


大人数で行く場合には出店してしまった方がお得かもしれない・・・・




じゃあ1人600円を支払う価値があるのかと言うと、私は「ある」と思う。

実際見ていても8時30分から10時までの間は、あまり人が入っていない・・・・


10時になると一般のお客さんがなだれ込んで来るが、アーリー入場であれば、お客は殆ど居ないので、ゆっくり見れて手付かずの商品を購入出来ると思う。



まぁ、10時からに入るにしても200円は取られるのだ、差額の400円は十分安いと思う。


子ども連れのファミリー層が中心で、手持出店は衣類やバッグ、靴などを売る素人の若者グループ。

車出店ではプロの方や年配の方々が多いかな?



全体的では、プロ、セミプロが多くて、一般の方の出店は少ないような気がするなぁ・・・



あと、飲食の出店も多数あって、幅広いジャンルの中から選ぶことが出来ます。

テーブルや椅子もあるのでお昼時には結構込みます。(お昼時は込んでて待たないと大体座れない・・・)



買う、飲む、食う、が楽しめる良いフリマだと思います。

2015年12月25日金曜日

刀装具の「四分一」についての話・・・

刀装具では多用されている地金「四分一」(しぶいち)。

四分一とは、銀、銅1対3の割合の合金で、4分の1が銀のため四分一銀と呼ばれています。

朧銀(ろうぎん・おぼろぎん)とも呼ばれています。

四分一は溶解度が低く、硬くてもろい性質のため細工が難しいみたいです。

銀を含んでいるからか変色しやすいみたいですね・・・


四分一は配合の割合により呼び名が変わります。



出典 goo検索



下記は、所有している白四分一の波図の鍔。




久しぶりに刀装具の話でも・・・今回はコピー品(偽物)について。

刀装具を購入する段階になって、一番の心配は真贋であると思います。

精巧に出来た偽物ほど、たちの悪いものはないです。


私も、勿論引っかかったことあります。

五年位前だったかなぁ?


その品物は、現在でもネットに販売されている時があります。

源長常の鍔

過去のオークションより引用(私の購入した物と同型です)



何故引っかかってしまったのか?

単純に私の経験不足と、画像のみで購入してしまったからだと思います。
(画像のみでも、ある程度は現在では判断できますが・・・当時は無理でした。)



実際に商品が手元に届いても、判らなかったですね・・・

今考えても作りが精巧でした。

偽物だと(現代の量産品)気が付いたのがネットをみていて、全く同一の物が売られているのを見た時でした・・・


多少細部が変わっていれば、同一作者の作品で済むのですが、そうではありませんでした。

責金の位置や、地金の景観、寸分違わず一緒でした。



恐らく、型があるのだと思います。

.

勿論、現代品として販売していれば問題ないのですが、そうでない場合は大いに問題ありだと思います。

今見れば構図も可笑しい事にも気が付いたと思いますが、当時は勉強不足で全く判らなかったです。

今思えば、「良い経験になった」と笑って話せる話なんですが・・・

2015年12月13日日曜日

シュアファイア/SUREFIREのP2X FURYにクリップを付けてみた・・・

SUREFIREのP2X FURYってクリップが付いていないので、持ち運びする時には結構不便だったりします。

500ルーメンのモデルなので、机の上とかに横においた時もコロコロと転がっていってしまう。

今のデザインはこんな風になってるんだ・・・



角ばったデザインと、手を傷めそうなチェッカリングが懐かしいなぁ



昔はヤンチャしていた同級生が東京で大人しくなって帰ってきた様な妙な気持ちになりました。

「あぁ、若い時はそんな時代もあったね・・・でも、もう昔みたいに馬鹿は出来ないんだよ。」

そんな事を言われている気分になってしまいました。


あ~、角ばったデザインと、手を傷めそうなチェッカリングが懐かしいなぁ・・・






兎に角、手元にあるFURYを何とかしなければ・・・と思っておりましたら、純正ではないが装着出来るクリップがあるとの事で購入してみました。


Solarforce L2-PC2 ポケットクリップです。




金額も500円と言う超格安価格。

材質はステンレス!

ステンレスてぇと、ステイン レス  錆びにくい材質じゃないですか!!


金額が金額なのでペッラペッラなステンレス板みたいなのが来たら如何しよう?とか考えつつ、アマ
ゾンのレビューアの方々を信じて購入致しました。


送料500円+商品代金500円=1000円でした。

安いなー。

クリップは勿論色々なメーカーから出てますが、高いです。2000~6000円位だったかな?

チタン製とかあったけど、そこまでは求めていないので却下。





クリップが届いて、実際に触れてみると、思ったより頑丈です。

クリップ自体の厚さも結構あるし、タフそうです。





FURYに取付してみても、スプリングのテンションが高いので製布に対してしっかりホールドされます。

でもクリップ自体はクルクル回ってしまうので、気にする人は何らかの対策が必要かな?









シュアファイア純正のランヤードも問題なく装着出来ます。




表面にデカック彫られているロゴは紙やすりでも使って削ってしまいます。

実際に使用していますが結構お勧めです。

2015年12月11日金曜日

ネットショップをオープンさせたが、やっぱりヤフオクは強力な販売ツールなんだなと再認識した。

今回はタイトル通りのお話です。

実はカラーミーさんで一ヶ月無料だったのでネットショッピングサイトを作ってみたんです。


今まではヤフオクで販売していて自社のサイトを持っていなかったんですね。

で…何で、ショッピングサイトを作ろうかと思ったのか?


それはヤフオクの販売手数料(落札システム利用料)が高いからなんです。

毎月払っている額が高いなと…、じゃあ自社のショッピングサイトで販売すれば良いじゃないか!!と簡単に考えてしまったんですね・・・



現在、ヤフオクの落札システム利用料は5.40%です。

1万円の物を売ったら540円取られる計算になります。

10万円で5400円です。


さらに今後、5.40%(税込)から8.64%(税込)に2016年2月16日(火)午前0時以降に終了したオークションより料金の改正が行われます。


8.64%って馬鹿にならない金額なんです。

なのでヤフオクからネットショップに販売経路をシフトしていこうかなと思ったんですが、甘い考えでしたね。


結論から言うとネットショップはアクセスが少なすぎる!!

勿論オープンしたてで、SEO対策も素人がやっていることなので甘いという事もおりますが、立上げ半月でアクセス50位という、過疎ネットショップです。

しかも売れた品無しという駄目っぷり・・・



甘く考えすぎておりました…



言い訳さしてもらうと、ヤフオクではそこそこ売れているんです。

商品に魅力が無いわけではないと思うんだけどなぁ。

ネットショップの結果が出るのは時間が掛かるんだろうか・・・?



やはりヤフオクの販売力、集客力は凄い。



えっ!?「ショップへのリンクは?」だって!?

秘密だよ!!

好き放題書いているブログだから、そんなのからリンクしたら御客様がドン引きするでしょうが!

死活問題になりますので・・・

「林家正蔵 所ジョージが100万円の刀の鍔を無価値にして衝撃」を読んでの感想・・・

どんな大物だろうと天才だろうと、人生の中では思い悩み苦しむことがあった。そんな時に光を照らし道を示してくれた恩師の思い出は、今も色鮮やかに心に刻まれている。落語家の林家正蔵氏(52)が、そんな恩師へ感謝の言葉を語る。

所さんと出会ったのは、前座の修業が終わって、二つ目に昇進した頃でした。テレビにちょくちょく出させてもらうようになったころ、知り合いのディレクターが所さんの番組を担当していたので、最初は見学させてもらいました。次に通行人として出演し、その次はカンペ出し。そして番組出演、と階段を上っていきました。そこからは四六時中一緒でした。

その所さんから真打襲名披露の時に、「渡したい物がある」といわれて「世田谷ベース」(※注)に行くと、手のひらに収まる大きさの桐の箱をいただいた。開けて見ると、ウチの家紋である花菱が刻まれた刀の鍔(つば)が入っている。しかもその鍔は銀色のラッカーで綺麗に塗装がされていた。

知り合いの古美術商によれば元は100万円以上の価値があるという。しかし、塗装したことで価値がゼロになったそうです。

 所さんは何故そんなことをしたのか、ふと桐の箱のふたの裏を見ると、「伝統は壊さなければ意味がない」と書いてあった。これを見た時は体中に電気が走りましたね。

 落語は伝統芸、積むことが大事だと考えていた。積んで、潰され、また積む、の繰り返し。そうして芸を磨くものだと思っていたんです。所さんはそういったことはお見通しで、

「真打に昇進したお前(正蔵)は、積むことはできている。あとは少し壊してもいいんじゃないか。そうすればもっと光り輝く」

 とおっしゃりたかったのかなと思うと、嬉しくて涙が出ましたね。


出典http://www.news-postseven.com/archives/20151125_364427.html?PAGE=2



あらら・・・

所ジョージの存在は、私の中で好きでも嫌いでもないと言うポジションだったが、何故か憎めない存在でもあるように思う。

所さんは車好き(アメリカンカルチャーなのかな?)として有名だが、日本刀、刀装具の収集家としても有名である。

実際にテレビで拝見してても勉強されているな、と思うコメントもしばしばあり、いわゆる「ニワカ」ではないと私は認識していたが・・・



このニュースを見る限りではその認識も変えなければいけないかもしれない。




個人的には、本歌の刀装具においては現代人が手を入れる余地は無いと思っている。

例えば、拭う位の事は、日頃の手入れとして良いのだが、形や景観が変わるくらい加工したり、削ったりと言うのは言語道断だと思っている。

文にすると極端になってしまうので勘違いして欲しくないが、本歌の物を居合刀の拵えに付けて実際に使う等は気にしない位の許容性は持っています。



実際にあるのが、昔の鉄鍔で漆塗りしてある物があるのだが、それを削ってしまったりという場合。

今回の場合は全く逆の事をしてしまったわけだ。



まぁ、どんな鍔か判らないが、ラッカー位なら簡単に落ちそうな気もする・・・?が御丁寧にウレタン塗装だったら簡単には落ちないでしょう。

どちらにしても、塗装とは現代の技術で作られた科学物質であり、漆と違って地金への悪影響もあるかもしれない。

ちなみに漆を活用した製品は、約9000年前のものが確認されており、狩の道具に漆を吸わせることで道具を強化していたらしい。

少なくとも縄文時代(BC 14,000年頃~BC 300年頃)の初期には、漆が使われ始めたみたいです。




「伝統は壊さなければ意味がない」の一文があるが、こういう事が美談として扱われるセンスがどうかしてると思う。

特に落語家って伝統を大事に受け継いでいくイメージがあったのだが、どうやらそうではないらしい。

「伝統を壊す」文だけなら結構な心構えで、その心意気や良し!!となるのだが・・・


簡単な結論を述べてしまうと、
「100万円クラスの物はかなりの貴重品で、後世に残すべき文化財でもあると思うので塗装なんかして破壊するのは辞めたほうがよい」と言う感想である。



こんなニュースを見ても、不思議な事に何故か所ジョージは嫌いにならないんだよなぁ。