2016年5月22日日曜日

修理依頼の日本刀を横領で、福井県警が業務上横領容疑で刀剣商社長を逮捕。

修理依頼の日本刀横領 福井県警、容疑で社長逮捕

 修理の依頼を受けた日本刀を横領したとして、福井署と福井県警捜査2課は18日、業務上横領の疑いで、福井市照手1、刀剣販売会社「勝山剣光堂」社長勝山智充容疑者(47)を逮捕した。署によると、「事実と違う」と容疑を否認している。
 逮捕容疑では、2013年5月ごろ、福岡県久留米市の会社役員男性(65)から修理で預かった日本刀1振り(25万円相当)を返さなかったとされる。
 署によると、同年8月ごろ、修理が終わらないのを不審に思った男性がキャンセルを申し込んだところ、迷惑料などを請求されたため提訴。福岡地裁は昨年7月、返還を命じたが、勝山容疑者は従わず、差し押さえに模造刀を出したという。
 署によると、同様の被害相談が他にも30件ほどある。同社のホームページでは、「創業90余年を誇る美術刀剣専門店」とうたい、インターネットも使って刀剣の販売や修理などを手掛けている。

日本刀を修理で預けたら帰ってこないパターンですねぇ・・・
昔から骨董業界では腐るほど転がっている話しの類のものです。

被害者多数のため、警察が重い腰をようやくあげた様な感じでしょう。
基本的に、このような事例で警察に駆け込んでも親身になって対応してくれる事はほぼ無いでしょう(断言出来ます。)

私の場合は、日本在住で赤坂に会社を持っているフィリピン人女社長に妻が騙されました。
始めは数万をフィリピンに一緒に送金して貰っていたのですが、40万位の送金をお願いしたら期日になってもフィリピンに届く事はありませんでした・・・
社長に話しをしても、システムの遅れだの、銀行が混んでるだの言い訳ばかりで埒が明かない。
「フィリピンに送金出来ないんだったら、預けた40万返して~ゃ」と言ったら、「ちょっとずつ返して行きますからぁ~」こんな感じです。
数週間に一万ずつ貰っても、完済まで何年掛かるんじゃ・・・いやいや、そんな事より

何、人の金使い込んでんだよぉ~
送金だけをお願いしたんであって、融資した覚えは無いゾ~

「こりゃ詐欺だろう」と警察に行きましたが、全く相手にされませんでした。


「女社長は返す意思があるんでしょ?それじゃあ詐欺にならないから。」
「お金回収したいなら民事でやってよ。」

マジでこんな感じ!!

もう100%他人事です(他人だから当たり前ですが)
自分の場合、社長に返済の意思があるので詐欺に問えないと言う事らしい・・・
アホか??
そんなの口でなんとも言えるじゃんか。

結局は妻の他にも被害者多数で同郷のフィリピン人を騙しまくっていたらしい。
逃げまくる社長を捕まえて40万を完全に返済させるまで2~3週間位掛かったかな・・・?
こういう馬鹿な外人は正攻法で行っても意味が無いので、圧を掛けて私自身が回収しました。

という去年の出来事を思い出しました・・・

ていうか俺のスキャンダルしか話してないので日本刀に話を戻します。

通常であれば、お店に修理等で自分の物を預けたら店主が「預り証」という物をくれるはずです。
預り証すら寄越さない店は問題外ですので、絶対に品物を預けてはいけません。
返してくれと言っても「そんなもん預かってねーよ!!うちの店にアヤつけるんか!?」と言われる場合があるかも・・・?しれません。(多分)

さらに預り証を貰っても安心してはいけません、規約にはちゃんと目を通しましょう。
ちゃんとしたお店はキチンと書いてあるはずです。

まぁ、一番良いのは、信頼出来る人に任せることなんですけどねー。
骨董の目利きになるのは結構なんですが、人を観る眼も鍛えたいものですな。

追記・・・9/6続報ありです。「勝山剣光堂被害者の会」が9月6日に発足し、集団訴訟への参加希望者を募っています・・・

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