2016年9月18日日曜日

「勝山剣光堂被害者の会」が9月6日に発足し、集団訴訟への参加希望者を募っています・・・



問題の事件。

修理依頼の日本刀を横領で、福井県警が業務上横領容疑で刀剣商社長を逮捕。の続報が来ました。





被害者多数の為、被害者の会が発足したみたいです。

被害にあってしまった方は是非参加して下さい。





日本刀横領「被害者の会」が発足 損害賠償求め提訴の方針 
福井新聞ONLINE 9月7日(水)8時2分配信 

 日本刀の業務上横領容疑などで福井市の刀剣販売・修理業の男が逮捕された事件で、 
男とトラブルになっている福井県内外の刀剣愛好家らによる「被害者の会」が6日発足した。 
同日、損害賠償などを求める集団訴訟を福井地裁に起こす方針を確認、訴訟への参加希望者を募ることを決めた。 

 逮捕されているのは刀剣類販売・修理会社「勝山剣光堂」代表取締役勝山智充被告(47)=同罪などで起訴済み。 

 被害者の会メンバーは県内や関東、九州の4人。訴訟では刀剣の返還を求めるほか、さびたり、ずさんな修理による刀剣の原状回復費用、法外な請求に応じて支払った過払い金、長期間のトラブルに対する慰謝料や、トラブルで来福するなどした交通費―などを算出して訴える方針。
訴訟を担当する久田浩誌弁護士(京都)が被害状況を調査する。 

 集団訴訟に参加意向の男性らによると、同被告は修理や鑑定、委託販売の依頼を受けて一時、 刀を預かるとその後、音信不通に。
 
依頼者が不安に思い電話すると、法外な迷惑料やキャンセル料を請求し、 支払わなければ刀を返却しないと言われ、支払った人もいるという。 

 男性らは「刀はひどい保管をされていたようだ。 
研ぎ代などがどうなるか心配」「泣き寝入りも大勢いると思う。
ほかの被害者の救済につながれば」などと話している。 

県警福井署の捜査本部へは約80件の相談が寄せられているという。 

 問い合わせは勝山剣光堂被害者の会事務局長の村内光晴さん。 
℡0778-44-7752
(平日午前9時〜午後5時)
メールアドレスはmuraken@angel.ocn.ne.jp 



です。

うーん、どうだろう…

取り敢えず勝山智充容疑者(勝山剣光堂)の被害に遭われた方は奮って御参加下さい。

ヤフオク等でも販売してたみたいだけど、トラブル多数だったみたいだね、遅かれ早かれ逮捕される人物だったのではないのかなぁ…と思った。



骨董業界にはこんな話しはゴロゴロ転がっています。

問題は、騙す方にもあるが、騙される側も人を信用しすぎです。

老舗だからとか関係ないから。



物を預ける時には預り証は発行して貰う、規約を確認する、こんな最低限の事はして当たり前です。

預けた刀が全然違う刀になって帰ってきた、コレも良くある話です。
(研ぎで景色が変わったってんじゃないよ、品物自体が変わったって話だからね・・・)

自分が裁判になっても負けないように常に気を張巡らせておくべきです。


警察は肝心な時には動いてくれないですよ?特に詐欺事件に関しては、彼らは非常に腰が重いので被害者多数でないと動きません。



私は刀剣関係メインではないですが、古物を扱う商いをしている者です。

ハッキリ言って、同業者は腹の底から信用すると言う事はマズありません。
(この業界、仲間や知り合いは大事です、でもそれに比例してメンドクサイ話、出来事もあります。)


自分自身の商売で、他人からアヤを付けられない様にガチガチに固めているのに、素人さんは何故自分の身を守ろうとしないのか?不思議でなりません…


私は常にテープレコーダー、カメラ、印鑑、各種書類関係を持ち歩いています。

商売になった時に役立つ時もあれば、自分の身を守ってくれた時もあります。


素人さんも自分の身を守るべき・・・だと思うんだけどな。

人なんて騙そうと思ったら簡単に出来てしまいますから。

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