「ジャングルの王者ターちゃん」を書いていた徳弘正也先生が作者です。
その独自の世界観に、連載が終わった現在も根強いファンがおり最高傑作との声もあります。
お恥ずかしながら私は最近まで未読でして、ようやく先日読破する事が出来ました。
内容を非常に簡単に説明すると・・・
遺伝子によって生まれながらに優劣が決められ、人が管理される時代・・・独裁政権から愛する人を助け出す旅の話です。
世界観は独自でして、結構好きです。
が、先生の特徴として下ネタが過激ですので人によっては受け付けないかもしれません。
人気があるのにアニメ化されないのも、物語に密接に関わってくるバーチャルマシンの絡みがあるからではないかと思っています。
個人的には、アニメ化されないのが不思議な位のハードでタフなストーリです。
恐らく下の画像は見たことのある方が多いのではないでしょうか?
出典・・・徳弘正也『狂四郎2030』(1997-2004年集英社スーパージャンプ連載)39話「シティからの罠でござる」(コミックス5巻収録)の1シーン。
この様な衝撃的な内容にコラ画像が氾濫する事態にもなったりしました・・・
おかわりもいいぞ!
https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%82%82%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%9E!
やばい、やばい・・・狂四郎2030は濃厚な話や描写が多数あるので、話を戻さないと終わらなくなってしまいます・・・
さて、話を元に戻しますと、物語の終盤に最海和尚と言う人物が出てきてあるセリフを言います。
最海和尚「人生は空なり 人生は仮なり 人生は中なり」
最海和尚が言うこのセリフが凄く気になってしまい簡単に調べてみました。
この思想は三諦(さんたい)又は(さんだい)と言うらしいです。
中国天台宗で唱えられた説。空,仮,中の三諦のこと。諦とはサンスクリット語 satyaの訳語で「真理」という意味。
空諦とはあらゆる物事にはおよそ実体というようなものはないという真理。
仮諦とは,すべての存在はいろいろな構成条件によって成立しているから,存在するといってもかりの存在であるという真理。
中諦とは,あらゆる存在は空や仮で一面的に考えられるべきものではなく,真理は言葉では言い表わせないということ。
出典https://kotobank.jp/word/三諦-70984
うーん難しい・・・
まぁ、これをきちんと理解して、完全に受け答え出来るようになるには相当な勉強が必要でしょうな。
現在の私は、「物事の真実を見極めるための三つの観方、それを纏めたものが三諦である」と言う解釈に至りました。
勉強して行く内に答えが見えてくるのかもしれないね。
ちなみに特定の宗教には入信してないぞ、あしからず・・・
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