知り合いの情報通の骨董屋のオジちゃんに氷コップを売る時に、「値引くから何か面白い話ない?」と話をした所、興味をそそられる話を聞いた・・・
川越の某所には、旧日本軍の陶器製手榴弾が山の様に散乱している、と・・・
聞き始めは、そんなアホなと思ったが、話を聞いていく内になるほどと思う様になった。
結果から言うと、この件は本当であったが、この業界は嘘か真かの噂話が飛び交っていて非常に信頼が置けないのである。
相手の話を真正面から受け止めてしまうと、とんでもない事になりかねない。
オジちゃんの話はこうだ・・・
戦時中の日本は物資の不足により陶器での手榴弾を製造する(鉄が不足してたんですな)
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陶器製なので威力は弱かったらしいが、自決するには十分だったらしい。
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終戦を迎えた時に、武器なので破棄しなくてはいけない。
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製造していた工場の裏手が川なので、そこに破棄する。
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戦後何十年も経ち、水流で土が削られ投棄した手榴弾が表面に現れてくる。
以上の流れである。
個人的に調べてみても本当であるらしい。
15年位前にも新聞にも載ったとの事だった。
早速現地に行こうと思ったのだが、夏は田んぼに水を引くために水量が増えていて掘り出せないとの事。
仕方なく、秋まで待ち行ったのがこのお話である。
私は場所を教えて貰っていたので、苦労しなかったが、知らない方は探すのに苦労すると思う。
川越の某沼とだけ言っておきます。
現地に着いてみると確かに破片が散乱している・・・
実際に見ると衝撃である。
色々な手榴弾の破片、なんと陶器製地雷の破片まであるではないか!!
興奮冷めやらない内に掘り出そう。
目的は完品である。
勿論スコップを持って来ているので、掘る、掘る、掘る。
ひたすら掘る、が。
出て来ない・・・
何でや!?場所が悪いのかな?
場所を変えても出て来ない・・・出て来るのは破片のみ。
四時間くらい掘ってたのかな?暗くなってきたので帰宅する事にする。
ボウズで終了です。
次回は絶対に掘り当ててみせると、次の日にリベンジする事にしました。
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