2015年3月21日土曜日

日本刀愛好家から見た「エヴァンゲリオンと日本刀展」について・・・

勘違いして欲しくないのだが、エヴァンゲリオンはTVで放送していた時に起こったブーム当時から好きですが、「エヴァンゲリオンと日本刀展」について、ちょっと書こうと思います。


観覧しに行ってから書こうと思っていたのだが、中々機会もないし、御金を払って、貢献するのも嫌なので、可能な限り画像で見た感想を話したいと思います。



まず一言で言うと「気色悪いし、悲しい・・・」

エヴァが気持ち悪いんじゃなくて、こんなコラボを受けた気持ちが気色悪いのだ。




日本刀の歴史を侮辱するような刀身の形。

プラスチックか、ラッカー塗装かと見間違う拵えの作り。

幾らなんでも、おもちゃじゃんかよ・・・


何で自らの手で日本刀の伝統的価値を貶めるような事をするのかね・・・


しかし良く作ったよ、自分達で日本刀に新しい時代、価値観を作る、日本刀に興味を持って貰おうとか思ったのだろうか?

昔の刀匠や、刀装職人が見たら鼻で笑われんじゃないかな。


日本刀に興味持って貰うにしても、やり方ってもんがあるだろうに。



国内でこんな事やってるから、現在の日本刀を取り巻く状況と言うのは駄目なんじゃないかな。















この人の爪の垢でも飲ませてもらいなさい。

日本人ではないけれど、日本の心を理解している職人だと思う。(過去の職人に対するリスペクトがあるよ。)

ハッキリ言って、現在この人レベルの鍔工が国内に何人いるか・・・
技術でも負けて、気持ちでも負けているよ。






おもちゃなんか作って展示する時間があるのなら、伝統技術の習得、復興に時間を使う方が良いだろう。






2015年3月18日水曜日

注意喚起!!フリーマーケットや骨董市での盗難についての話。

この前の日曜日に川越市の水上公園でやっているフリーマーケットに出店したんですよ。

そこで思い出すのも嫌になる様な出来事があったので注意喚起として書きたいと思います。

又、私の様な被害に会わない様に気をつけて下さい。


結論から言うと商品の盗難に遭いました・・・

盗まれた物は、鼈甲のかんざしで、金蒔絵が施されており、船と波が彫られている時代物の素晴らしい物でした・・・(市場価格は2~3万以上の代物です)


後で知ったのですが、出展者を狙った商品や金銭の盗難が非常に多いとの事、酷いのになると複数犯で犯行に及ぶ場合もあるとか。

そんな事する奴は即座に死んでしまえばいいのに。(特に俺のかんざし盗んだ奴)



しかし、後から思い返せば私自身にも気を付けなければいけない部分があった。


私、嫁、子供の三人で現地に到着して車から商品を降ろす時に、ダンボールに入っている商品を出さずに、ダンボールをどんどん降ろしていったのだが、ジジ、ババ客が群がってきて勝手に商品を出し始めていた・・・

仕方ないので、どんどんレイアウトしていたのだが、「これいくら?」「安くしてくんない?」とかで1人じゃ手が回らん。

嫁は何をしとるんじゃ?と思い見たら、車の中で子供とくつろいでやがる・・・

直ぐに手伝ってくれと言い手伝ってもらったが、落ち着くまで時間が掛かりました。

そしてレイアウトや、販売が一段落付いて気が付いたのだが、かんざしが無い。



と言う状況でした。

無論、誰が盗ったかなんて判るはずも無し。

まぁ大体あのタイミングで盗まれたな、と言うのは判るのだが。

おそらく犯人はジジイだと思う。

警察に届けても仕方ないし、時間を取られるだけで、まず犯人は見つからないと思ったので、そのまま出店し続けていた。


盗難は勉強代だと思ってあきらめるが、出店して思ったがハッキリ言ってジジイやババアのマナー、口の訊き方が酷すぎる。


●商品にケチ付けるジジイ、


●いきなり上から目線で何故か偉そうに値段交渉に入るジジイ

俺はお前の友達じゃないんだよ、何勘違いしてんだ・・・


●しょっぱなから半額以下に値切ってくるジジババ馬鹿共。

中には、こっちが4000円って言ってるものを500円にしてって言う馬鹿も居たからね。


●天然桃珊瑚を観て練り物だとか言ってたジジイ、腐りかけのド近眼で珊瑚模様が見えないのは判るが店先で「これは練物だろ」とか言って喚いてんじゃねーよ。

わかる人からしたら「僕は目が利かない馬鹿です」と言ってるのと同じだから。


●江戸切子の一輪挿し花器と、大鉢の抱き合わせを5000円から散々値切ってきて、「じゃあ3000円で良いですよ」と譲歩したら「たけーよ、2000円」とか言ってきやがった糞ジジイ、高いんだったら他所で買ってみろや、まず2000円なんかじゃ買えねーから。



お前ら乞食以下だよ。

おめーらみたいのが居るからフリマや、骨董業界が衰退していってる要因の一つになっていると俺は思うよ。

若い奴らのほうがマナーも良いし、口調も御上品だったよ。

中には良いお客さん、気持ちの良い取引もあるのだが、それ以上に上記の様に人格がおかしい奴らが多くて気分が悪くなるんだよね。


フリマじゃ見ないが、骨董市だと客に怒鳴り散らしている店主が居るが、気持ちわかるよ。

俺も嫁や、子供連れてなかったら、怒鳴り散らしてたと思うわ。


安く買えればそれで良いのかな~、みっともないね。

人の商品にケチ付けて安く買おうと思ってるのかな?

素人が玄人のトークテクニックを見よう見まねでやってるのかも知れないが、全然上手くねーから。

今回出店してすげー気分悪くなった。


油断していた俺も悪いが、我関せずの運営も悪いよ。

注意喚起位した方が良いと思うよ、犯罪の温床になっちゃってるから。


おそらく、もう二度と出店はせずに、買い専門でやると思います。

2015年3月17日火曜日

鉄鍔を手に入れた!これから暫くお手入れタイムです。

ネットオークションで、錆びている鉄鍔があったので購入してしまった。

しかも、お気に入りの作者だったので非常に嬉しかった。


皆、錆びているとあまり手を出さないのね・・・

金額もあまり伸びず格安で落札出来た。



実物を見てみると、錆もそんなに酷くなく、多少の手入れで済んでしまいそうである。

赤錆の所は竹棒で擦り落として、あとは木綿でひたすら拭っていく・・・

勿論、一日で終わる作業ではないので、何日も何日も時間を掛けて手入れする。

これがどの様な鉄味になるか楽しみです。




続きの記事を書きました↓

鉄鍔の手入れ・・・茶錆も落ち着き、前回から順調に育っています。


2015年3月3日火曜日

「ニセモノ師たち」中島誠之助を読んだ感想・・・ 




もはや国民的番組と言っても過言ではない程の長寿番組、人気を誇る「なんでも鑑定団」。

その中で最多の出演回数であると思われる、皆さんご存知の中島誠之助氏の本である。

「いい仕事してますね」の台詞はあまりにも有名だ。


さて、この本を読んでから、中島誠之助と言う人物の事を何も知らなかったのだなと思った・・・

考えてみたら、それもそうである。

何故なら「なんでも鑑定団」で観るのは鑑定をしている姿と、作品についての見識を語っている姿が殆どであり、中島氏個人の考え方や、経験、骨董に対する想い等は語られないからである。


テレビの中でしか中島氏を知らない私は、本書を読み終えたときに、中島氏の骨董品に対する真摯な思いを感じた。


題名の、「ニセモノ師たち」の通りに偽物に関連するエピソードが色々と書かれている。

中には、こんな手法で騙して来るのかと驚く事もあり非常に勉強になった。

安く買いたい購入者と、高く売りたい業者、騙し騙され恐ろしい世界である。



今ではさらに技術が上がっているため判り難いと言うが、確かにそうだろう。

刀装具の世界でも巧妙な偽物が出回っているし、ネットオークションなど現物を見ない取引は危険である。



エピソード内で、これは酷いと言うような話でも、何故かあっさりしている読後感で、気分を害されない、中島氏の語り口がそうさせるのだろう、爽やかですらある。

小気味良い読み口でサクサクと読み進んでしまう。

この本は非常にお勧めである。