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2019年2月20日水曜日

刀剣業界に衝撃!!刀剣柴田の元店長が客の委託品「長曽祢興里(ながそねおきさと)」を無断販売!!



 客から預かっていた江戸時代の名刀を無断で転売したとして、刀剣販売店の元店長の男が警視庁に逮捕されました。

 業務上横領の疑いで逮捕されたのは千葉県に住む刀剣販売業の中田哲生容疑者(70)です。中田容疑者は2013年、千葉県の男性客(78)から販売の委託を受けて預かっていた江戸時代の名刀、長曽祢興里を1000万円で質店に無断で転売し、横領した疑いが持たれています。

 中田容疑者は当時、大手百貨店に入っていた刀剣販売店の店長を務めていて、取り調べに対して容疑を認め、「社長から業績を上げるように言われ、借金をして架空の売り上げを計上していた。その返済で2011年ごろから客の刀を無断で転売した」と供述しているということです。

 また、「およそ20人から売却を頼まれていた数十本の刀も売った」とも供述しているということで、警視庁はさらに詳しく調べています。(19日14:26)


出典https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190219-00000059-jnn-soci


中田容疑者は「銀座 刀剣柴田」の元店長です。

この事件は業界内でも有名で、「刀剣柴田 大丸東京店」での出来事として週刊誌にもすっぱ抜かれてもいました。

確か週刊誌に載ったのが4~5年前位だったかなぁ。


流石に被害者多数で立件されちまったかぁ・・・


ちなみに「刀剣柴田」をご存じない方に簡単に説明すると、日本刀業界の頂点に君臨するような老舗中の老舗で、超名門店です。


なんでも鑑定団にも頻繁に出演しているしね。


日本刀販売業界での立ち位置は、1位~2位です。
お店も、顧客も銀座の超一流といった、イメージですね。


日本刀販売業者が、顧客の日本刀を横領して勝手に販売してしまう事は稀にあるのだが、今回のは業界内でも騒然としております。


過去には↓のブログ記事も書いています。

「勝山剣光堂被害者の会」が9月6日に発足し、集団訴訟への参加希望者を募っています・・・




ただ、今回の件に関しては、刀剣柴田も厳しくなってしまうのではないかと思います。


私自身、たまに刀剣、小道具を扱い、業界内の末席に位置する者ですが業者内でも色々な噂話が出ていますね・・・


刀剣柴田って言うと、信頼性は抜群なので疑えって言う方が無理です。
お客さんも安心しきって預けてしまったと思うのですが、「騙されるなよ」って言う方が無理だわ・・・

今回の件は私も凄い驚きました。
被害者の方が救済される事を心より願っております。

2016年9月18日日曜日

「勝山剣光堂被害者の会」が9月6日に発足し、集団訴訟への参加希望者を募っています・・・



問題の事件。

修理依頼の日本刀を横領で、福井県警が業務上横領容疑で刀剣商社長を逮捕。の続報が来ました。





被害者多数の為、被害者の会が発足したみたいです。

被害にあってしまった方は是非参加して下さい。





日本刀横領「被害者の会」が発足 損害賠償求め提訴の方針 
福井新聞ONLINE 9月7日(水)8時2分配信 

 日本刀の業務上横領容疑などで福井市の刀剣販売・修理業の男が逮捕された事件で、 
男とトラブルになっている福井県内外の刀剣愛好家らによる「被害者の会」が6日発足した。 
同日、損害賠償などを求める集団訴訟を福井地裁に起こす方針を確認、訴訟への参加希望者を募ることを決めた。 

 逮捕されているのは刀剣類販売・修理会社「勝山剣光堂」代表取締役勝山智充被告(47)=同罪などで起訴済み。 

 被害者の会メンバーは県内や関東、九州の4人。訴訟では刀剣の返還を求めるほか、さびたり、ずさんな修理による刀剣の原状回復費用、法外な請求に応じて支払った過払い金、長期間のトラブルに対する慰謝料や、トラブルで来福するなどした交通費―などを算出して訴える方針。
訴訟を担当する久田浩誌弁護士(京都)が被害状況を調査する。 

 集団訴訟に参加意向の男性らによると、同被告は修理や鑑定、委託販売の依頼を受けて一時、 刀を預かるとその後、音信不通に。
 
依頼者が不安に思い電話すると、法外な迷惑料やキャンセル料を請求し、 支払わなければ刀を返却しないと言われ、支払った人もいるという。 

 男性らは「刀はひどい保管をされていたようだ。 
研ぎ代などがどうなるか心配」「泣き寝入りも大勢いると思う。
ほかの被害者の救済につながれば」などと話している。 

県警福井署の捜査本部へは約80件の相談が寄せられているという。 

 問い合わせは勝山剣光堂被害者の会事務局長の村内光晴さん。 
℡0778-44-7752
(平日午前9時〜午後5時)
メールアドレスはmuraken@angel.ocn.ne.jp 



です。

うーん、どうだろう…

取り敢えず勝山智充容疑者(勝山剣光堂)の被害に遭われた方は奮って御参加下さい。

ヤフオク等でも販売してたみたいだけど、トラブル多数だったみたいだね、遅かれ早かれ逮捕される人物だったのではないのかなぁ…と思った。



骨董業界にはこんな話しはゴロゴロ転がっています。

問題は、騙す方にもあるが、騙される側も人を信用しすぎです。

老舗だからとか関係ないから。



物を預ける時には預り証は発行して貰う、規約を確認する、こんな最低限の事はして当たり前です。

預けた刀が全然違う刀になって帰ってきた、コレも良くある話です。
(研ぎで景色が変わったってんじゃないよ、品物自体が変わったって話だからね・・・)

自分が裁判になっても負けないように常に気を張巡らせておくべきです。


警察は肝心な時には動いてくれないですよ?特に詐欺事件に関しては、彼らは非常に腰が重いので被害者多数でないと動きません。



私は刀剣関係メインではないですが、古物を扱う商いをしている者です。

ハッキリ言って、同業者は腹の底から信用すると言う事はマズありません。
(この業界、仲間や知り合いは大事です、でもそれに比例してメンドクサイ話、出来事もあります。)


自分自身の商売で、他人からアヤを付けられない様にガチガチに固めているのに、素人さんは何故自分の身を守ろうとしないのか?不思議でなりません…


私は常にテープレコーダー、カメラ、印鑑、各種書類関係を持ち歩いています。

商売になった時に役立つ時もあれば、自分の身を守ってくれた時もあります。


素人さんも自分の身を守るべき・・・だと思うんだけどな。

人なんて騙そうと思ったら簡単に出来てしまいますから。

2016年6月27日月曜日

オークションを見ていて昔から思う事・・・何で、わざわざバラして売るかな?

オークションを見ていて思うのだが、最初から離れ縁とか頭は良いんだけど揃いのをわざわざばらして売ってる馬鹿が居るねぇ。



そのほうが儲かると思っているのかもしれねぇが、考え方が浅ましい。


わざわざ刀装具としての価値をなくして売ってるんだから到底許されるものではない。


あと中身と拵えをばらして売ってる馬鹿もいらっしゃる・・・

そんな出品者からは絶対に買うことは無いけど見るだけで頭にくるよね。



.
利益優先の方は、わざわざ、刀剣商、骨董商にならなくても、もっと儲かる商売は世の中に沢山転がっておりますよ?


品物に対する最低限の敬意を払えないなら、別の仕事やって頂きたい。



それにしても愛が無いよね。

2016年6月17日金曜日

なんとしても行ってみたい美術館、「森記念秋水美術館」・・・収集家が開いた私設美術館。

2016年6月11日、富山に新しい私立美術館がオープンしました。

その名も「森記念秋水美術館」。

秋水とは、研ぎ澄まされた刀をあらわす言葉で、地元の蒐集家・森政雄氏が長年蒐集してきた日本刀を中心とする個人コレクションを公開するために新設された美術館です。


刀剣類のほか、日本や中国などの絵画および陶磁器も収蔵しているが、なんといっても見どころは日本刀。


日本美術刀剣保存協会富山県支部長も務める森氏は、重要文化財、重要美術品をはじめ現在最も精力的に蒐集を行っている一人であり、日本刀の文化やその未来に心を砕いている人物。

そのコレクションは質・量ともに日本屈指といわれている。




行ってみてぇー

自分の美術館を開きたいと言うのは、収集家ならば誰もが思い描く大きな夢ではないだろうか?

ただただ羨ましい・・・

実は月刊目の眼 2016年7月号で紹介されており、その存在を知ったのだが、写真を観るとまた展示が綺麗なんですよ・・・



本当に日本刀が好きな方が展示したんだな・・・と言うのが写真でも判る位なんです。

実際に行って観てみると、刀身の状態を余す事無く拝見出来るのではないだろうか?




行ってみたいなぁ・・・

この記事を書いている最中にも何回か呟いているが、羨ましいなぁ・・・

2016年5月22日日曜日

修理依頼の日本刀を横領で、福井県警が業務上横領容疑で刀剣商社長を逮捕。

修理依頼の日本刀横領 福井県警、容疑で社長逮捕

 修理の依頼を受けた日本刀を横領したとして、福井署と福井県警捜査2課は18日、業務上横領の疑いで、福井市照手1、刀剣販売会社「勝山剣光堂」社長勝山智充容疑者(47)を逮捕した。署によると、「事実と違う」と容疑を否認している。
 逮捕容疑では、2013年5月ごろ、福岡県久留米市の会社役員男性(65)から修理で預かった日本刀1振り(25万円相当)を返さなかったとされる。
 署によると、同年8月ごろ、修理が終わらないのを不審に思った男性がキャンセルを申し込んだところ、迷惑料などを請求されたため提訴。福岡地裁は昨年7月、返還を命じたが、勝山容疑者は従わず、差し押さえに模造刀を出したという。
 署によると、同様の被害相談が他にも30件ほどある。同社のホームページでは、「創業90余年を誇る美術刀剣専門店」とうたい、インターネットも使って刀剣の販売や修理などを手掛けている。

日本刀を修理で預けたら帰ってこないパターンですねぇ・・・
昔から骨董業界では腐るほど転がっている話しの類のものです。

被害者多数のため、警察が重い腰をようやくあげた様な感じでしょう。
基本的に、このような事例で警察に駆け込んでも親身になって対応してくれる事はほぼ無いでしょう(断言出来ます。)

私の場合は、日本在住で赤坂に会社を持っているフィリピン人女社長に妻が騙されました。
始めは数万をフィリピンに一緒に送金して貰っていたのですが、40万位の送金をお願いしたら期日になってもフィリピンに届く事はありませんでした・・・
社長に話しをしても、システムの遅れだの、銀行が混んでるだの言い訳ばかりで埒が明かない。
「フィリピンに送金出来ないんだったら、預けた40万返して~ゃ」と言ったら、「ちょっとずつ返して行きますからぁ~」こんな感じです。
数週間に一万ずつ貰っても、完済まで何年掛かるんじゃ・・・いやいや、そんな事より

何、人の金使い込んでんだよぉ~
送金だけをお願いしたんであって、融資した覚えは無いゾ~

「こりゃ詐欺だろう」と警察に行きましたが、全く相手にされませんでした。


「女社長は返す意思があるんでしょ?それじゃあ詐欺にならないから。」
「お金回収したいなら民事でやってよ。」

マジでこんな感じ!!

もう100%他人事です(他人だから当たり前ですが)
自分の場合、社長に返済の意思があるので詐欺に問えないと言う事らしい・・・
アホか??
そんなの口でなんとも言えるじゃんか。

結局は妻の他にも被害者多数で同郷のフィリピン人を騙しまくっていたらしい。
逃げまくる社長を捕まえて40万を完全に返済させるまで2~3週間位掛かったかな・・・?
こういう馬鹿な外人は正攻法で行っても意味が無いので、圧を掛けて私自身が回収しました。

という去年の出来事を思い出しました・・・

ていうか俺のスキャンダルしか話してないので日本刀に話を戻します。

通常であれば、お店に修理等で自分の物を預けたら店主が「預り証」という物をくれるはずです。
預り証すら寄越さない店は問題外ですので、絶対に品物を預けてはいけません。
返してくれと言っても「そんなもん預かってねーよ!!うちの店にアヤつけるんか!?」と言われる場合があるかも・・・?しれません。(多分)

さらに預り証を貰っても安心してはいけません、規約にはちゃんと目を通しましょう。
ちゃんとしたお店はキチンと書いてあるはずです。

まぁ、一番良いのは、信頼出来る人に任せることなんですけどねー。
骨董の目利きになるのは結構なんですが、人を観る眼も鍛えたいものですな。

追記・・・9/6続報ありです。「勝山剣光堂被害者の会」が9月6日に発足し、集団訴訟への参加希望者を募っています・・・

2016年4月22日金曜日

4月23日より長岡市栃尾美術館にて「日本刀の美」開催。「来国次」、「長谷部国重」、「和泉守兼定」の展示あり。


栃尾美術館「日本刀の美」は明日4月23日(土)から開催です。 主な作品は「来国次」、「長谷部国重」、「和泉守兼定」、現代刀では「天田昭次」など県内作家の作品を紹介します。

長岡市栃尾美術館  
新潟県長岡市上の原町1-13


との事です。

行きたいけど新潟までは遠いな・・・

新潟で仕入れがあれば行きたいけど、あるはずも無く・・・


遠方でも仕入れられる様に力を付けなければいけないな。


2016年3月8日火曜日

刀剣趣味はお金が掛かる・・・!?本当にそうなのか?

刀剣乱舞のまとめサイトを何の気なしに覗いていたら、「日本刀はお金が掛かるし維持が大変」と書かれていて、そんなこと無いよ・・・と思ったので書こうと思う。



確かに日本刀自体は高いかもしれない・・・値段もピンからキリまである。(私は今の相場は超格安だと思うが。)



安い買い物ではないので、買うためには勉強しなければいけないだろう。



好みの刃文か?

研ぎはどうだろう?

傷は無いかな?

錆びはあるかな?

姿はどうだろう・・・健全かな?



まず買うためのハードルが高いですよね、それについては私は否定出来ません。


でも、こればっかりはしょうがない・・・

頑張って勉強しましょう、自分好みの刀を買うためです。




いきなり端折りますが、貴方は無事に日本刀を購入出来たとしましょう。


じゃあ、購入してからの実際の維持費や手間はどうなんだい??と思った貴方。



実は単純に鑑賞で維持するだけなら、お金や手間なんか殆ど掛からないんです。



だって、手入れと言ったって、数週間に一度古い油を拭って再度塗るだけですから。


●刀剣油は高くても1500円位(量にもよるが一振りなら数ヶ月は持つ。)

●手入れ道具のセット4000円位。(打粉や目釘抜きが入っている。打粉も直ぐには無くならないです。)



勿論、居合で使用する場合等は別ですが、鑑賞のみの方であれば、維持費なんて恐らく月1000円も掛からない・・・



でも、工作とかをすると別です。

研ぎとか、拵えを新調したりすると、諭吉さんが何人も飛んでいきます。

だからこそ、購入の段階で妥協せずに選ぶべきだと私は思います。


安いと言う理由だけで購入してしまうと、後々後悔する事にもなりかねません。


2016年3月4日金曜日

中々興味深い鉄鍔の手入れ方法が冊子に記載されていたので抜粋致します・・・

蔵書を何の気なしに捲っていたら、ハラリと冊子が落ちてきた。

初めから入っていたのだろうが、購入してしまえば満足してしまい読むのも億劫になってしまうので、冊子が入っていたのだと気付くのに時間が掛かってしまった・・・


冊子なのに、情報が濃い。

何故これを冊子に書いたのか不思議な位だ・・・



「新版日本刀講座 6刊 小道具鑑定編(上)」 雄山閣出版 に入っておりました。



小道具鑑定編の上下巻は金工の系統が詳しく載っており、相関の把握に非常に役立っている。

勿論、相関図だけではなく、刀装具に関する事なら、ほぼ載っていると言っても過言で無いほどの情報量で、非常にオススメの書籍です。





では問題の鉄鍔の手入れについて・・下記に抜粋します。(文そのままを記載致します。)


●鍔の手入法


鉄鍔(刀匠鍔・甲冑師・無象嵌の地透鍔)の手入れ、ことに地鉄のよい鍔の手入れで注意すべきことは梅雨になる以前に手入れをすまして、箱にいれておくがいいとされています。

もし箱に入れない場合は、その期間一切手を触れないのがいいとされています。



梅雨中とりだしておけば、油気が浮きでて手に触れれば、指の跡がつくほど湿気を含むものです。

これを木綿でふけば油気がことごとくとれ、地鉄の色があらわれてくるので案外おもしろく思うこともありますが、その翌日ごろよりたちまち胡麻錆をふきだし、毎日ぬぐっても、暑中が終わるころまで、およそ五、六十日間もやらなければとれないといわれています。

そうなった場合は、鹿角や木綿類、あるいは歯磨や楊子で拭きこむことです。ともかく辛抱強く、丹念に抜きあげることが肝要です。


地鉄の荒れた鍔には、椿油、または丁子油の類を付け、木綿の布で拭って手入れするのが一般の常識となっています。

こうして箱にいれておき、梅雨期がすぎて一ヵ月ばかりののち、とりだしてみると、白い黴がついています。

これを木綿で拭いとると油がよくおちて見栄えのするものとなります。





以上転載おわりです。

中々興味深いです、この本は昭和47年発行と、時代が古く、他にも興味深いことが書いてあるので気が向いたら紹介したいと思います。



しかし、私は油はつけては駄目だと教わったんだがな・・・

やはり、色々な方法を試してみるのも面白いかもしれない。

無論、時代を損ねない程度にという事です。

2016年2月21日日曜日

ヤフーオークション等で見かける刀装具の時代決めの危険性について・・・

オークションや個人売買を見ていて思うのは、時代を間違ってつけている場合が、あまりにも多い!!という事です。



明らかに、近年の鋳物の量産品や、時代付け品に、「江戸時代の物です!!」とか、「骨董品です!!」とかが目に付きます・・・


上記のような時代の記載がある場合、売られる方は、知らなかった、判らなかったは通用しませんので、ご注意を・・・



と言うか、何を根拠に時代を判断しているのか聞いてみたい。

恐らく、まともな答えは一切返ってこないであろうが・・・




骨董品には定義があるが、下記に簡単な記載をしておきます。



●「本歌」・・・・・・和歌の 『本歌取り』 からきていると言われるが・・・?(個人的にはちと疑問)一般的には本歌物と言えば古い時代の本物を指す。


●「骨董品」・・・・・制作から100年以上経過した、手工芸品・工芸品・美術品。
フリマや、骨董市に行くと業者の親父が「骨董品だよー」等という場合があるが、明らかに時代が足りない場合は聞いているこっちが恥かしいので勘弁して頂きたい。


●「アンティーク」・・・・・制作から100年以上経過した、手工芸品・工芸品・美術品。
骨董と同じ。


●「ビンテージ/ヴィンテージ・・・・・制作より約30年前~100年未満の物を指す。



どのくらい古いものが骨董品とされるかの明確な定義は、1934年にアメリカ合衆国で制定された通商関税法に記された製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品が唯一であり、欧米各国におけるアンティーク(骨董品) Antique の定義もおおむねこれに従っている。

なおこの定義はWTOでも採用されており、加盟国間においては100年前に製造されたことが証明された物品に対しては関税はかからないとされている。
アンティークと表現するよりは新しい物を意味する言葉として、ジャンク junk 、ラビッシュ rubbish 、ビンテージ(ヴィンテージ) vintageといった語が使われることがあり、欧米の骨董店ではこれらを用いて、製造されて100年以上を経たものをアンティーク、100年に至らないものをジャンク、それらの中でもそれほど価値が無く中古品に近いものをラビッシュとする、といった分類がされており、日本でも欧米から輸入された骨董品については、おおむねこの定義に基づいた分類がなされている。
出典WIKI https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E8%91%A3%E5%93%81

まあ、ちゃんと法律で定められてますよ~という事ですな。
WIKIには記載が無かったが、ビンテージに関しても通商関税法には「制作より約30年前~100年未満の物を指す。」と記載があったはず・・・(多分ね、後日確認します。)

ちゃんと上記の様に定義があるんで、意識してみると面白いかも。

2015年12月25日金曜日

刀装具の「四分一」についての話・・・

刀装具では多用されている地金「四分一」(しぶいち)。

四分一とは、銀、銅1対3の割合の合金で、4分の1が銀のため四分一銀と呼ばれています。

朧銀(ろうぎん・おぼろぎん)とも呼ばれています。

四分一は溶解度が低く、硬くてもろい性質のため細工が難しいみたいです。

銀を含んでいるからか変色しやすいみたいですね・・・


四分一は配合の割合により呼び名が変わります。



出典 goo検索



下記は、所有している白四分一の波図の鍔。




久しぶりに刀装具の話でも・・・今回はコピー品(偽物)について。

刀装具を購入する段階になって、一番の心配は真贋であると思います。

精巧に出来た偽物ほど、たちの悪いものはないです。


私も、勿論引っかかったことあります。

五年位前だったかなぁ?


その品物は、現在でもネットに販売されている時があります。

源長常の鍔

過去のオークションより引用(私の購入した物と同型です)



何故引っかかってしまったのか?

単純に私の経験不足と、画像のみで購入してしまったからだと思います。
(画像のみでも、ある程度は現在では判断できますが・・・当時は無理でした。)



実際に商品が手元に届いても、判らなかったですね・・・

今考えても作りが精巧でした。

偽物だと(現代の量産品)気が付いたのがネットをみていて、全く同一の物が売られているのを見た時でした・・・


多少細部が変わっていれば、同一作者の作品で済むのですが、そうではありませんでした。

責金の位置や、地金の景観、寸分違わず一緒でした。



恐らく、型があるのだと思います。

.

勿論、現代品として販売していれば問題ないのですが、そうでない場合は大いに問題ありだと思います。

今見れば構図も可笑しい事にも気が付いたと思いますが、当時は勉強不足で全く判らなかったです。

今思えば、「良い経験になった」と笑って話せる話なんですが・・・

2015年11月27日金曜日

蛍光灯、白熱灯が製造、輸入禁止へ 20年度めど、LEDに置換のニュースを見て衝撃が走った・・・砥師とか日本刀愛好家は大丈夫なのかな?

政府は、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、国内での製造と国外からの輸入を、2020年度をめどに実質的に禁止する方針を固めた。
省エネ性能が高い発光ダイオード(LED)への置き換えを促す狙いだ。

政府はLEDと蛍光灯それぞれについて、品目ごとに省エネ性能が最も優れた製品の基準を満たさないと製造や輸入をできなくする「トップランナー制度」で規制してきた。
来夏をめどにつくる省エネ行動計画に、照明についての品目を一つにまとめることを盛り込む。
LED並みの省エネを達成するのが困難な白熱灯と蛍光灯は、事実上、製造や輸入ができなくなる見通しだ。来年度にも省エネ法の政令を改める方針。


これは結構深刻な問題だと思う…

「日本刀の鑑賞は白熱灯で」、と言うのが今後出来なくなるかもしれないからだ。

白熱灯であれば刃文は見やすいが、LEDって鑑賞には向いてないと思うんだけどな・・・



白熱灯が無くなったら、繊細な仕事が要求される砥師にとっては死活問題ではないのか?、と思うのだが。



刀剣屋に行ってライティングを意識して見るのも面白いかもしれない。


しかしLEDだけになっちゃったら、色々不都合が出ると思うんですよね。

恐らく、生産輸入禁止になったら白熱灯がどんどんプレ値になっていくんだろうな~。

そのうち何十年か後に所持禁止とかになっちゃったりして・・・



「●●さん?ガサ状あるから家宅捜索するぞ?」

「何だこの電球は?ちょっと点けてみろ!」

「こりゃ白熱灯じゃねぇか!!」

「LEDだと思ってましたって言われてもなぁ、法律で所持禁止になってるから。」

「●●時●●分、逮捕な。」

とかありえるな…


私がお爺ちゃんになる頃には、笑い話ではなくなっているかもしれない。


今のうちに大量に買ってストックしておくかな。

2015年10月25日日曜日

試斬時に日本刀(真剣)が、おもいっきりスッポ抜け・・・刀が観客に向かって飛んでいってしまう。



うーん・・・コレは非常に危ない。

怪我人や、死人が出なかったのが不思議なレベル。

一番やっちゃいけない場面で、やらかしてるし、技術以前に意識が低いとしか言いようが無いな。


すっぽ抜けは言わずもがな、切り手、後ろに控えている弟子?のダラケ具合もありえない。


現に刀が飛んできて、とっさに対応出来なかったのか手で庇ってるし・・・

この流派では、刀は手で受けて避けるもんだと教えているのか?


百歩譲って好意的に見たとして、まずありえないが体を呈して刀を止めようとしたのか?(そんな感じは微塵も受けないが)

こんないい加減な態度の流派が、大手を振るって観衆の前で試斬しているというのが信じられない。




それこそ武士の時代なら切り手も、手で受けようとした人も、笑いの種にされて表なんて歩けませんよ。

場合によっちゃ切腹とかありえる話ですから。


人を簡単に殺せる道具を振るっているという意識が無いから、試斬時にもダラダラしているんだろう・・・

人様を殺す前に刀置いたほうが良いと思います、そんな感想です。

2015年10月17日土曜日

鉄鍔の手入れ・・・茶錆も落ち着き、前回から順調に育っています。

鉄鍔を手に入れた!これから暫くお手入れタイムです。の続きです。


鉄鍔を手に入れて、半年以上経った経過報告です。

手に入れた時は、茶錆だらけで、見るに耐えなかったが実際手入れを始めてみると、朽ち込みはそんなに酷くなく、むしろ良好な程である。



この半年間、毎日ではないにしろ茶錆を落とす為に、鹿角で茶錆をこそぎ落としてから、木綿の布で拭うを繰り返してきた。


この鍔は、金印が象嵌になっているので、そこの部分は慎重に手入れをしていった。

残念な事に、錆に伴って象嵌部分も一部取れてしまっていた。

通常、象嵌が施されている所は鹿角で擦っては決していけませんので御注意して下さい。



面白い事に、茶錆を落として、色合いも黒錆になり落着いてきたと思って、何日か経つと、又茶錆が出て来てるという事の繰り返しであるが、それを落として手入れを繰り返していくと、いつの間にか茶錆は全く出なくなる。
(でも水分は厳禁ですのであしからず)


ここまでいくと、茶錆は完全に黒錆に置き換わっている。


茶錆は侵食してボロボロに食い荒らしてしまうが、黒錆は組織が緻密で、鉄の表面を覆うと酸素を遮断し、それ以上は進行しないで強固な皮膜として働く。



皆さんも、もし茶錆の鉄鍔があるのでしたら、直ぐに手入れを始めて欲しい、錆が進行し手遅れになる前に・・・




現在、私のこの鍔は、まだ茶錆が少しだが出てくる。

半年位の手入れでは、まだ満足行くレベルにはなっていない。

鉄鍔も色々あり、直ぐに錆や色合いが落着く物、落着かない物があります、趣味の物ですので気長に、あせらず手入れをして下さい。

2015年8月5日水曜日

芝山象嵌が施された鍔、まさに豪華絢爛・・・これぞ「cool japan」だと思うぞ。

恥ずかしながら、芝山象嵌が施された鍔があるなんて初めて知ったよ・・・

ネットを徘徊していて偶然発見した。








江戸時代末期に大野木専蔵(後に芝山専蔵に改名)が創始した「芝山象嵌」・・・

一般的に刀装具における象嵌は、鉄、銅、金等の金属を使う。

しかし芝山象嵌では貝、象牙、石等を使う。

どうやら海外にも輸出されていたみたいで、一目みて判る豪華さは外国人にも相当評価されたとの事。




木製品に施されてるのは知っていたが、まさか鍔があるとは思わなかった・・・

実用性を度外視したあまりにも豪華絢爛な鍔は画像を見る限りでは飾り鍔であろうと思う。

というか実用で使うのは、さすがに気が引けるだろう・・・


しかし御見事。


象嵌自体は見事だし、蒔絵を見ても非常に職人の技量が高い事が伺える、凄い表現力だ。

これは実際に実物を見てみたいですね。



DDN JAPANさんがまとめていて、他にも画像が沢山あるので、是非見て下さい。
http://japan.digitaldj-network.com/articles/29451.html

2015年8月3日月曜日

刀装具について、買おうと思ってた鍔がなくなってる・・・!?まさに一期一会や・・・

ホームページを出している刀剣屋さんに、私が集めている作者の鍔があったので買おうと思って、しばらく貯金してたんです。

その鍔は、明らかに出来が良くて、画像で見た感じでも別格の出来栄えだったんです。

勿論お値段も別格で高くて、とてもじゃないが手が出ない・・・



だから貯金を一年間頑張ってたんです。


で、目標金額になったんで、今日買おうと思ってみたら、「数日前に売れちゃいました~」との事でした・・・

マジか~・・・

だって一年間売れてなかったじゃん!?何でこのタイミングで・・・・




本当に、本当に欲しいものだったのもので一年間頑張ってたからマジでキツイ。

縁が無かったんだろうけど、縁が無かったとは思いたくない。



骨董全般に言えるんですが、良い品物との出会いは本当に一期一会で、特に日本刀関連はその傾向が強いような気がする。

気に入ったものがあれば直ぐに買わないと、買われてしまいますね・・・



2015年8月1日土曜日

アオシマガチャガチャ「伝説の名刀 鍔名鑑」が10月に発売。こりゃー今から楽しみだ。刀装具好きは買うしかない!!


アオシマガチャガチャ新製品「伝説の名刀 鍔名鑑」ご案内開始です。 
歴史上の名刀の個性溢れる鍔(つば)をリアルな造形で商品化。全長55~60ミリの大型サイズです。ボールチェーン付き。10月発売

との事です。


ついにガチャガチャで鍔が出てくる時代か・・・

でもちょっと調べたら、前にもガチャガチャで鍔のキーホルダーは在ったみたいだね。

全然知らんかった・・・



こりゃ明らかに刀剣乱舞ユーザーを狙ってきているんだろうなー。


ちょっと昔を思い出したけど、ガチャガチャっていうとコスモスが強烈に印象に残ってるね。


↑こんなのです。


自分が子供の時はコスモス終焉になりかけの時代でしたが、所々にこの機械があり、よく100円を入れてレバーを下ろしてたもんです。

でも出てくるのはパチ物みたいな物とか、子供が見てもショーモナイ物が大半でしたが・・・

なんであんなに熱中したんだろうか?

きっと幼い時の私は純真だったんでしょう・・・




2015年7月31日金曜日

本日発売!!「萌える!日本刀事典」 こいつは只の萌絵日本刀本じゃねー!!





日本刀の用語や部品の解説、歴史の紹介はもちろん、刀剣の鑑賞から購入、さらには刀匠になる方法まで、奥深く幅広い刀剣の知識を多数掲載。
イラストを楽しみながら日本刀の知識の基礎をしっかり知ることができる一冊となっています。

■価格
1,800円(税抜)

■装丁
B5判 平綴じ

■著
TERS事務所

■書籍紹介ページ
http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b201288.html




との事・・・

ほ~、ちょっと調べてみたら、かなり内容の濃い本みたい。

刀匠インタビューとか、刀剣鑑賞ガイドとか、66振りの実刀の写真がカラーで見られるらしい。

勿論、萌絵もいっぱい掲載されているので、絵目的でも満足出来る内容になっていると思われる。


私個人として評価したい最大の点が、単なる萌えのみを追求したのではなく、ちゃんと日本刀にリスペクトがある点を評価したい。

萌え絵のみで、ハイ終わりではなくて、キチンと日本刀の周辺の事まで記載する、あるようでなかった本であると思われる。

こういう本は是非購入したい。

2015年6月26日金曜日

あまり良く知らなかった下緒の事・・・

なんとなく下緒の事を調べていたら、奥が深くてビックリしました。

wikipediaを観てたら、


江戸時代の作法では刀用が五尺(約151.5cm)、脇差・短刀用がその半分の二尺五寸と決められていた。

現代では刀用は襷に使えるようにと七尺、脇差用には中間の四尺のものがあるが、江戸期には正式のものとしては認められない長さである。尚、「大小差しの大刀に付ける下緒は緊急時には襷として用いることを想定していた」と解説されることがあるが、これは俗説である。


とあった・・・


確かに調べてみても事実みたいだ。

初めて知ったわ!!

しかも襷に使ったりしないんだね。


昔の武士が今の時代劇観たらツッコミが激しそうだな・・・







2015年6月25日木曜日

新しく鉄鍔を手に入れましたが問題点あり・・・

またもや問題ありのため格安で手に入れることが出来た鉄鍔です。


一目瞭然だが、黒錆がほぼ取れてしまっていて、地が剥き出しになっており非常に見苦しい・・・



これではちょっとね・・・




問題はこれからどうやって黒錆を着けるかだが、本歌の物なので色揚げ等の処理はしたくないので気長に干す事にする。

暫く干して、拭って、干しての繰り返しでやっていくしかないだろう・・・

いったい何年掛かることやら。