2023年11月16日木曜日

【ルポ 川崎/磯部 涼 (著)】読後感

 

どうも、物欲に負け続ける男 a.k.a. だいこんおろし(@daikon999)です。

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川崎を通り過ぎることはあっても川崎で遊んだ事はない僕にとっては、川崎は未知の場所だった。
本書を読んだ今でもそうで、川崎は通り過ぎるだけだ。




日本語ラップが好きなので川崎という町がどういう所かは、川崎をレペゼンするラッパーのリリックで知っている。
そこから受ける印象は治安が悪いというより、縦の繋がりのしがらみが多そうな印象を受ける。



「川崎のフッドスターは?」と聞かれたら僕はSCARSと言うし、A-THUG、STICKY、と答えるし、若い世代はBAD HOPと答えるだろう。

有名ラッパーを多数輩出する川崎という場所は、興味がない人にはわからないだろうがHIPHOPが根付いている。
通り過ぎるだけでも、街中にはタグやボムがあり、グラフィティも見れる。
ちゃんと見て周ろうとすると相当数発見できると思う。



BAD HOPは地元川崎にレコーディングスタジオを設立して全ての費用は無料だというのだから驚きである。
若手や地元に還元する姿勢は素晴らしい。


本書は、川崎のラッパーの多数のエピソードを掲載している、それだけでも日本語ラップが好きな人は買いだと思う。

本書を読んだ後↓のanarchyの動画を思い出した。



2023年11月13日月曜日

いつの間にか日清食品のリフィルシリーズが生産終了していた件について

 

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登山時に食べようと思ってカップヌードルのリフィルを探していたのですがネットショップでは軒並み品切れになっていて、流石におかしいと思い調べてみたら、生産終了になっていました。

今年の春ごろには終了していたみたいで日清食品のHPではアナウンスがないものの、実際に問い合わせした内容は↓です。

この度は「カップヌードル リフィル(詰め替え)」、「カップヌードル シーフードヌードル リフィル(詰め替え)」、「チキンラーメン リフィル(詰め替え)」に関するお問い合わせを頂戴し、重ねてお礼申し上げます。

同商品は2007年3月に発売いたしましたが、この度、生産を終了させていただきました。
「お椀で食べるシリーズ」が個包装パックとして類似品にはなりますが、誠に恐縮ながら、リフィルシリーズに関しては今後の発売は未定でございます。

「お椀で食べるシリーズ」
‪https://www.nissin.com/jp/products/series/owan/#noodle‬

せっかくお問い合わせを頂戴したにもかかわらず誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承賜りますようお願い申し上げます。

これからも日清食品グループは、よりよい商品作りに努めて参りますので、今後とも弊社グループ商品をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


エコをコンセプトにしたのは面白かったんだけど売っている所が限られていたりしたからなぁ…
「お椀で食べるシリーズ」だとボリュームが少ないのよ…(食いしんぼは2~3個持っていけばいいんだろうけどね)

2023年11月5日日曜日

神田たけ志「氷壁の達人」の読後 「オロク屋」「サルベージ屋」について…

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今回は、神田たけ志「氷壁の達人」の紹介です。

当時、トップレベルの山岳会で「鉄の集団」と呼ばれた山学同志会を率いた男、小西政継氏を描いた本である。


本書の中に興味深い描写があった。

通称「オロク屋」「サルベージ屋」と呼ばれている山岳会が登場する。



髑髏のマークを掲げている実際に存在する山岳会は「東京緑山岳会」であり、本書もこの山岳会をモデルにしたのだろうと思う。

「東京緑山岳会」は名門中の名門であり、山岳会に詳しくない僕でも知っていた。
現在も勢力的に活動されているようだ。

最近では遭難遺体はヘリに吊るして下ろすが、昔は人が担ぎ下ろすしかなかったので、山のスペシャリスト集団である山岳会がやらねばならなかったのだろう…
色々と調べてみましたがお金を毟り取る様な情報は裏が取れなかったので、誇張された漫画的表現だと思う。

現在「オロク屋」は知る人ぞ知るといった感じでまともな情報は出てこない。

ただヤマレコでは当時の空気感が感じれた情報があった↓




そして、現在プレミア価格になっている本がある。


『山岳サルベージ繁盛記』《寺田甲子男》昭和40年(1965年)[朋文堂]  

なんと7万円越えもの金額である。

当時の実録手記で写真掲載もありとの事でプレミア価格となり高額なのだろう。

是非読んでみたい本です。

2023年11月4日土曜日

Todd Antony「Dekotora」について


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今回はデコトラの記事です。

デコトラって映えるので多数の被写体になっているのですが、写真家Todd Antonyさんはデコトラドライバーの内面を切り取ったと言っても過言ではないと思う。

巷にあるデコトラの写真ってドライバー(オーナー)がおざなりになっている印象を僕は受けていました。

Todd Antonyさんの写真はドライバーを中心にデコトラがある風景を撮ることに成功しています。



上記リンクにはほかにも写真がありますが、哥麿会会長の愛車である第三夜桜丸と哥麿会三代目会長の田島順市さんの写真も素晴らしいです。

ライトアップされた第三夜桜丸を田島さんが眺めている構図ですが、デコトラのオーナのみに許された贅沢な時間を見事に切り撮っています。