ラベル J-HIP-HOP の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル J-HIP-HOP の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年1月28日火曜日

日本語(J-HIPHOP)ラップへの偏見がなくなる曲を紹介




どうも、物欲に負け続ける男 a.k.a. だいこんおろし(@daikon999)です。

YOUTUBEもやっているのでよかったらチャンネル登録して下さい。

物欲に負け続ける男のチャンネル

今回の記事はJ-HIPHOPへの偏見をなくしてみようと言う事で、初心者向けの内容となっております。


何故J-HIPHOP(日本語ラップ)を聴かないのか?

恐らく偏見がある方も多いのではないでしょうか?


ドラッグディールの曲、薬物の曲、暴力的な歌詞、なんか怖そう・・・等々

これらが根本的に受け付けないという方もいるでしょう・・・


確かにそういった側面があるのを否定はしないけれどそれだけじゃないんだなぁ~、J-HIPHOPって。

意外と日常を歌った曲も多いんですよ。

その中でも代表的な三曲を紹介します。




ゆれる  EVISBEATS feat. 田我流(でんがりゅう)


感動させるリリックに定評のある田我流さんとEVISBEATSさんの曲です。

人生を詰め込んだかのような曲なんですよねー

たかだか5分半の曲に、ぎゅうぎゅうにパンチラインが詰まっています。

MVもいいんだよねぇ・・・まんま田舎の風景でのんびりと生活しているのがわかります。

「そのままで良い」と自分を肯定してくれる曲ですね。







ZORN / My life (Prod. by DJ OKAWARI)


なんなんだこのメロウな曲は・・・

仕事と夢を追う日々をリリックに乗せ、呟くように歌っていますがトラックと相まって泣きそうになりますね。

哀愁漂うビートとZORNさんのフロウが見事に融和しています。

実際にZORNさんは週6で塗装工として現場仕事をしてラッパーとしても活動されています。

僕も見習わなくては・・・








KID FRESINO - Eazy Breezy


KID FRESINOさんはFla$hBackS(フラッシュバックス)の一員です。

Fla$hBackSは2011年頃に結成された3人のMC兼DJ兼トラックメイカーからなる日本のヒップホップユニットで、そのメンバーであるFEBBさんは若くして亡くなってしまいます。

この曲はKID FRESINOさんの色々な思いがこもっていると思います。

この曲以外にも彼の曲は総じてスタイリッシュな曲が多いのでおススメです。





ざっと三曲紹介してみましたが記事を書いている途中でも色々な曲が浮かんできて絞るのが難しかったです。

初心者の方も聴きやすいのではないでしょうか?

これを機会に興味を持たれたら是非ご自身でもJ-HIPHOPを掘ってみて下さい。


今回紹介したEazy Breezyはsoundcloudのみの公開でアルバム未収録です。↓は最新アルバムです。

2020年1月17日金曜日

SEEDA映画【花と雨】を観た感想。ヘッズが解説。ネタバレあり。


どうも、物欲に負け続ける男 a.k.a. だいこんおろし(@daikon999)です。

YOUTUBEもやっているのでよかったらチャンネル登録して下さい。

物欲に負け続ける男のチャンネル

今回は本日公開された映画【花と雨】を観てきました。

待ちきれなかったので朝一番でな!!




監督は土屋貴史さん。

主演は笠松将さん。

原案/音楽プロデュースがSEEDAさんです。

ヒップホップMC、SEEDAのアルバム「花と雨」を原案にした青春ストーリー。
周囲になじめない若者が、ヒップホップによって困難な現実を乗り越えようとする。

そんなストーリです。



今回主演の笠松くんの ニート東京での動画を見て、僕自身バトルキッズではないですが昔ながらのヘッズとして観なければいけないと言う事で、正月太りで100㎏近い巨体を動かして映画を鑑賞してきました。

本当は舞台挨拶がある渋谷に行きたかったんだけど所用があり朝一番で近場での鑑賞となりました。

SEEDAさん、笠松さんらに会いたかったよ・・・

かなりのネタバレを含みますので気になる方は、ここでバックしてください。











ここから感想&ネタバレです。



冒頭から 風力発電所の空撮撮影から始まり 非常に綺麗な情景的な景色になってます。

で、そこから笠松君が運転する車に向かってズームアップして回想に入ります。

この映画全体に言える事ですが映像が素晴らしいです・・・全体的に映像が非常に綺麗で尚且つ構図の切り撮りが上手い。

土屋貴史監督は今までMVを中心にやってきた方ですので、そういった事は得意なのでしょう。

作品の大部分にわたって撮られているのが、東京のシーン、ラッパーとしてのシーン、ハスラーとしてのシーンなんですが、情景が切り撮られていてどれも素晴らしいです。

これだけでも、映像作品をちょっと見てみたいっていう方にも非常にお勧めですね。

ちょっと他の監督とは毛色が違ってます。

いい意味で他の邦画とは全く違うような感じの印象を受けました。



実際の作中としては、非常に閉ざされたコミュニティの中でのシーンが多いと言うか・・・

冒頭、子供時代はロンドンからスタートしてまず公園のサッカーシーンでサッカーが上手いSEEDAは地元の子供に差別されるわけです。

ここでSEEDAのファンであれば以下のリリックが思い浮かびます。


地元のガキと公園でfootball これができりゃ問題無さそう
子供ながら思い出す晴れの日 曇りがちな空また雨の日
アジア人だからできなかったこと
日本人だからstick upされたこと
人種や宗教文化もろとも育ちながら感じ取ったロンドン
たれ目つり目指とって言葉は「Japanese, Chinese, English」ってまたか

LIVE'and LEARN/SEEDA



場面が切り替わり家庭の事情で日本に渡たりますが周囲には馴染めません。

お姉さんの台詞で「日本の人達って足引っ張る人ばっかりだよね。パパとママも日本来てから変わっちゃったし・・・」ってありますが、僕も同意します。

日本でもSEEDAは群れに馴染めず、異物を排除するが如く、村八にされます。

ここら辺で絡んでくる嫌な奴ら3人組がいるんですけど、まあ中々良い味を出してると言うか・・・進学校に居る様な陰湿な不良と言った感じですね。


SEEDAも学校という社会から早々に退場してラッパーへの道を歩み始めますが、海外を目指すSEEDAと相棒であるトラックメイカーとは意見が合いません。

「まずは、日本で足元を固めてから海外に出るべきだ。」と言われますが、SEEDAは徐々にラップから離れて金儲けにのめり込みます。


結局、高校生活の冒頭で絡んできた金髪の子もドロップアウトして刺青だらけの体になっちゃうわけですが、結果的にSEEDAはMCバトルで負けてしまうんですよね。

ラップバトルで負ける辺りもちょっとリアルだなぁ・・・と。

あまりファンタジーっぽさが入っていないと言うか。

まぁ現実ってこういうもんだよね?っていうような感じのシーンが非常に多いですね。

まぁSEEDAが蹴りを入れてぶっ倒す手のひら返しのプロデューサーとか金髪の子もこれ以降、彼らは登場しなくなるんですよ。

全く絡みがなくなります。

多分、話としてはここら辺を掘り下げて盛り上げる事が出来たのかもしれないと思いましたが、それだと起承転結がハッキリしている面白みの無い映画になってしまうのかもしれないなぁ・・・と思いました。

映画【花と雨】はいい意味でも悪い意味でも起承転結が薄いと言うか・・・場面展開が早いです。

個人的にはもうちょっと個々のエピソードを掘り下げて欲しかった。



後は、演者の方々の演技も本当に素晴らしかった。

個人的には笠松君が実際にラップするシーンっていうのは結構少なく感じました。

僕は、何でだろう?って考えた時に、彼のラップが下手だとかではなく、恐らく監督自身の考えとして意図的に減らしたんだろうな、って思いました。

 恐らくですがヒップホップの事をあまり分かっていない一般人の方々に向けて観て貰いたい、分かり易くしたい、っていう意図があったんじゃないのかなと思ったんですよ。

でも、ヘッズであれば面白くなるポイントが散りばめられています。

サイファーの場面で、いきなりディスられて何も言い返せないSEEDAがマザ〇ァッカーしか言えなかったり。

不定職者のSKITとか。

ラップバトルのシーンは映画館の音響も相まって、そこに居るかのような迫力だったよ。

マジで鳥肌もんだった。



SEEDAと言えばハスラーライフのことを歌った曲が結構多いんでそこら辺も気になる方々多いんじゃないかなと思うんですが・・・

まぁ、例によって映画には沢山、と言うよりかは物語の大半を使ってそこら辺の描写はされています。(どうやって撮ったんだ?笑)

栽培もするし押しもしています。(何だったら職質時に食べて隠そうとしています笑 完全にテンパってバレて捕まるけど。)

押し引き共に、マジであるあるだと思います。


お姉さんとの関係性についても、一緒に日本の公園でジョイント回すのが印象的です。

調べてみたらロンドンって結構緩いらしいね。

ただ、SEEDAが逮捕される前に「まさか売人やるとは思ってなかった、そんな事やっちゃ駄目だよ」ってお姉さんに言われたのも印象的でした。


あと個人的にかなり来たのが、お姉さんが亡くなってしまった時のSEEDAが起こすアクション。

亡くなった後の描写っていうのかな・・・

笠松君の演技にグッと来てしまったんですよ。

身内や近しい人が亡くなった方は分かると思うんですが、いなくなった部屋に居るんじゃないかと確認したり、電話に残っている電話番号に掛けてしまうとか・・・

僕もありました。

電話も繋がるわけないし、部屋を確認しても居るわけないんだけど・・・頭では分かっているけどやってしまうんだよなぁ・・・

僕、感情移入しちゃって結構ウルッときちゃいましたね。

ただ、一言言えるのは笠松君の演技がなかったら多分ウルッと来ることもなかったんだろうなって思いますし、素晴らしい演者さんだと思いますね。



総評として、ヒップホップの事を何にも知らない一般人に見せてどう思われるかって言うとどうかな?

まず一般の人はSEEDAに感情移入出来ないでしょ?

普通の人ってラッパー目指さないし、ハスラー行為もしないでしょ?

尚且つ、ロンドン生まれで日本で育つっていう人自体あまりいないわけだし。

だから元々、主人公には感情移入し難いんですよ。

特にヒップホップに興味がない方は、ヒップホップネタが分かりにくいと言うか・・・

ヘッズであれば知ってる名前の方々もバンバン出てきますし、ヘッズであれば分かるネタも出てきます。

一般の方はそういった楽しみ方は出来ないでしょうね。



僕自身の感想としては、去年から【花と雨】が映画化されるって言うことで非常に楽しみにしてました。

今日が公開当日の17日なんですが、もう朝一番で行って観ました。

さらに言うと事前に席を予約して観ました。

言うなれば過大な期待がかかってる状態ですよ。

でもね、実際に映画を観終わった時に、「あぁ・・・観て良かったな」と本当に心から思いました。

【花と雨】のアルバムってもうクラシックじゃないですか?

J-HIPHOPを聴くのであれば絶対に聴くべきって言われているアルバムです。

恐らくこの映画も J-HIPHOPを聴くのならば絶対に観なくてはいけないって言われるクラシックになるんだろうなって思います。

正直言ってかなり良かった。

まぁヘッズから見てもちょっと粗い部分はあるんだけど、それを考慮しても非常に出来が良いと言うか、よく映像化したなって思いました。

僕は期待通りでした。

関係者の方々にBIG UP!!

2020年1月16日木曜日

Kohh(コー)が次作にて引退!!衝撃の発表… 


どうも、物欲に負け続ける男 a.k.a. だいこんおろし(@daikon999)です。

YOUTUBEもやっているのでよかったらチャンネル登録して下さい。

物欲に負け続ける男のチャンネル


Twitterを眺めていたら衝撃のニュースが飛び込んできました。



なんてこったい・・・

僕がKOHHを知ったのが↓の曲でした。



カニエ・ウェスト「All Day」のビートジャック曲で日本語で完全にビートに乗っています。

この曲を初めて聴いた時、とんでもねー奴が出て来たと思っていましたが、あっというまにJ-HIP-HOPのスターダムにのしあがりました。

彼はこういった曲だけではなくラブソング的な曲も素晴らしいです。



PVも素晴らしいね。



次作にて引退との事で非常に残念ですが、出来れば活動を続けて頂きたい…

もっとJ-HIP-HOPを盛り上げてほしい・・・と思うのは我儘でしょうか・・・



2019年12月16日月曜日

SEEDA 「花と雨」 アルバムの解説&考察


注)この記事は、まる3日間をかけて完成直前だったものが、最後の校正ですべて消えて書き直したものになります。(結果的に初期の内容とは全く違っています。)

心をへし折られましたが、不思議とこの記事自体を書くの辞めようとは思いませんでした。

ひとえに「花と雨」とSEEDAさんへの思いがそうさせたのかもしれません。

誇張でもなんでもなく、僕自身アルバム「花と雨」を知ってから何百回と聴き続けています。

そして、その回数は現在進行形で更新中。

J-RAP史に燦然と輝くアルバムである「花と雨」を、この記事によって一人でも多く聴いてくれる事を切に願います。





アルバム「花と雨」の解説&考察


まずこのアルバムを解説する時に外せないのが、天才プロデューサー、バック・ロジック(B.L. aka Back Logic)だ。

「BACHLOGIC」「鋼田テフロン」「H.Teflon」等々の別名義を使い分けているが、彼のトラックは素晴らしい。

あまり表には出てこないタイプなのか、過去に全くの別人がなりすまし事件があったのだが、バックロジック氏は何のコメントもせず、表にも出てこなかった。

あくまでも音楽で語るそのスタイルは、個人的に非常に好感が持てました。

そして、アルバム「花と雨」はバックロジック氏の初全曲製作です。

彼がいなければこのアルバムは完成せず、未完成のままになっていたかもしれない。

いや、確実にそうだろう…


そして、アルバム「花と雨」をリリースする前のSEEDAはおそらく悩んでいたのだと思う。

実際にそれまでのSEEDAはバイリンガルラッパーとして一定数の評価を得ていたものの、あまりにもマニアックすぎた。

つまり、一般受けはしないというか...

とにかく、日米混ぜたリリックが複雑で速い…一聴では完全に理解は出来ない。

何十回と聴いてリリックを読み解き、ようやく彼の意図する所が判りかけるという「スルメ曲」が多い。

僕の音楽編歴はダブステップ、ドラムンベース、メタル(スラッシュ、デス、メロデス、ブラック)と来ているのでスルメ曲には面白さを見出せるが、一般のヒップホップヘッズはどうだろうか?

疑問である。

例えばメタルなんかだと、どのような演奏テクニックが使われているかを聞き手が判っていないと、メタルの本当の素晴らしさはわからないと思っている。

「GREEN」以前のSEEDAのリリックはあまりにも深く、二重にもとれるものが多く難解だが、リスナーのスキルが高ければ楽しむ事が出来るだろう。

個人的に思っている事は、アルバム「花と雨」はSEEDAがリスナーに合わせて作った作品であり、「GREEN」以前の作品はわかる奴にだけわかれば良いと言う様な作風だったように思います。

ただ、決して独りよがりな感じではなく聴き込むにしたがって深みの出てくる「スルメ曲」であるのは間違いありません。

SEEDAのファンは、ベストアルバムを「花と雨」より「GREEN」を挙げる方が多いです。

正直「GREEN」はライトな一般層に受け入れられたとは言い難かった・・・

今思えば、これはSEEDAだけに問題があるのではなく、直情的なリリックが受けていた当時の風潮&英語慣れしていない我々日本人にも問題があったのではないか?

当時のJ-HIPHOPは英語を使用する事を良しとしない風潮すらあった。

その様な中でのSEEDAへの風当たりは想像に難くない。


いや…やはり正直に言おう。

当時の彼は正当に評価されていなかった。

現在進行形においてSEEDAを評価する声が多いのが何よりの証拠ではないか?

逆に当時評価されていた現在の大御所の現在はどうだろうか?



僕も後年知ったのだが、インタビューで「花と雨出す前は音楽やめようと思ってたけど、彼女にあと一枚出してそれでダメだったらやめればいいと言われた」と語っている。

↑SEEDA氏と奥さんであるemi maria氏




まずはアルバム「花と雨」を聴いてみて欲しい。

上記リンクのYouTubeはSEEDA自身がUPしていた筈であるが、問題がある様だったら消します。


セットリスト

1. ADRENALIN
2. TOKYO
3. ILL WHEELS feat.BES
4. SKiT
5. 不定職者
6. Sai Bai Men feat.OKI (GEEK)
7. WE DON'T CARE feat.GANGSTA TAKA
8. JUST ANOTHER DAY
9. GAME
10. ガキのタワ言 feat.K-NERO (SDJ), STICKY (SCARS)
11. DAYDREAMING
12. LIVE and LEARN
13. 花と雨
(14曲目のシークレットトラックあり)
14. thanx


一曲目のADRENALINのリリックは今までの鬱憤をスピットしている。

Underground・Over ground誰もが
ラッパーSEEDA否定した頃から
クローゼットブースの中から吐いたコトダマ
「Fuck世の中!」but「Fuck SEEDA!」
ラッパーよりもハスラーがいいさ



そして最後のバースでとんでもないリリックが飛び出す。

一匹狼俺は俺 話なんか無いぜfaggots、bitchesにfake
英語使ってラップ俺しちゃって?
でもJapさ fuckアメリカかぶれ!
かっこだけならまだしも 言語障害のEnglishはかなりキワ物
「エイヨ?ノーセンノーセン」分かったよ 神は君救えません
Rikers Island?出の黒人いわくさ「渋谷はwannabe Americansのメッカ」
しかもHipHopに限ってですか?定番はチェーン・バンダナ・クサ・エアガン
BB弾撃ち、鉛喰う結末 ニュースが悲愴さアホっ面に増す
gangstaトラブル、gangstaに ラッパーならばラップ音楽
U dig me?

このリリックは、表層ばかりをさらっていくヘッズ達へ向けて歌ったのではないだろうか?

表面のみを真似て本質を理解しない輩に対しての強烈なリリックだ。



そして皆さんは気付くだろうか?アルバムを全て通しで聴いてもらうと、アルバムの流れがストーリー仕立てになっている事に気付くと思う。

2曲目のTOKYOから東京に住み表と裏を見る様を歌い、それ以降の曲はハスラーライフに身を投じていく様を歌っている、9曲目のGAMEでは逮捕され拘留されている様を赤裸々にリリックに落とし込んでいる。

そして、それ以降の曲では自分に足りないものは何だろう?と探求していく。

結局、自分の求めていたものは金ではなかったとSEEDAは気付く。

そして13曲目の花と雨。

この曲はSEEDAの実姉である理美さんに向けた歌で、J-HIPHOP界に残り続ける名曲です。

「花と雨」は映画化されて2020年1月17日に全国公開予定ですが、原案:SEEDA・吉田理美とクレジットされています。



アルバム自体の完成度はかなり高く一曲減っても一曲増えても駄目だったでしょう。

それぞれの曲の流れも最高で、このセットリスト&順番以外考えられません。

全曲にわたってラップとビートが融合しており始めから終わりまで素晴らしいアルバムです。

14曲目になるシークレットトラックである「thanx」では今までに関わった人達にリスペクトを送っている。

特に最後のリリックである

共にstreetで夢見た仲間へ 務所と娑婆 Blockとbitchの狭間で 
消えた灯火 日々祈り捧げ 花と雨も 明日は 花に晴れ

で救われた気持ちになります。

シークレットトラックにするには勿体ない程の曲です。

アルバム「花と雨」は起承転結がハッキリとしていて、ストーリ仕立てになっている。

この構成は、バックロジック氏も意識して作ったのだろうと思われ、アルバムを通して一つの作品を読む様な気にさせられる。

勿論、一曲一曲で聴いても何十回何百回と鑑賞に堪えうる作品なのは間違いないだろう。

とても素晴らしいアルバムです。

ヘッズやそうでない方も是非聴いてみて下さい。



以上がアルバム全体を通した解説記事ですが、短いね・・・

冒頭でも触れましたが一曲一曲を解説考察する記事を書いていた記事を消してしまいました。

とてつもない文章量で満足いく内容だったので残念でなりません。

時間がある時は、今後はこのブログで一曲ずつ解説&考察の記事を書いていきたいなぁと思っています。

↓映画の公開に合わせ待望の2LP化されるみたいです。
↓予約受付中なので是非!!

2019年11月6日水曜日

田代まさし【マーシー】…まーた捕まったんかお前は…リハビリマーシーで大丈夫って言ってたのに大丈夫じゃねーじゃんか…


どうも、物欲に負け続ける男 a.k.a. だいこんおろし(@daikon999)です。

田代まさし氏が又捕まってしまって結構ショックです・・・

だってさ3年前にJ-hiphopでも大丈夫!!って歌ってたのよ?

散々迷惑かけた相手の「だいじょぶだぁ~!!」をパクってたから、逆に本当に大丈夫なんだなと僕は思っていたわけですよ。





で・・・【リハビリマーシー】って言う曲を炎上BOYZ(D.O, 漢 a.k.a. GAMI, RYKEY)& 田代まさしで出したのは記憶に新しいけど、今日のニュースを見て早速観直したよ・・・


歌詞(リリック)

あの日あの時あの場所での出来事が
これにつながるのはたしかだが
犯してきた罪と過ちの分
太く巻き償います みなさま
もう欲しがりません ドラッグは
ラッパーもあんたもリアルなんだ
みんな俺ら大丈夫か?って聞くが
特にマーシーは大丈夫か?

[HOOK:田代まさし]
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[D.O]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[漢 a.k.a GAMI]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
マジヤバイ

[VERSE2:漢 a.k.a GAMI]
YO ここはスタジオ9SARI
毎日パーティーしてる どんちゃん騒ぎ

[田代まさし]
やめられない

今度はリハビリマーシー
いきなり怪しくて胡散臭い
噂の覚醒剤 嘘は隠せない
中坊すらも注射器を持ち歩く時代

[田代まさし]
マジヤバイ

だぜ、ダメゼッタイ
ところでマーシー 大丈夫か?

[HOOK:田代まさし]
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[D.O]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[漢 a.k.a GAMI]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
マジヤバイ

[VERSE3:RYKEY]
スケールかける ノルマは何か?
1日1回 やめることさ
そこで見えるビジョン 景色は何?
1日1善 守ることさ
マーシー 俺もラーダ・マーシー
言いたいことは同じ
やめることの難しさ
その辛さがわかるしか言えねえヴァースさ

[PRE-HOOK:田代まさし]
覚醒剤 それダメゼッタイ
やめられない とまらない
覚醒剤 それダメゼッタイ
ヤベエ マジヤベエ
覚醒剤 それダメゼッタイ
やめられない とまらない
覚醒剤 それダメゼッタイ
自分に言い聞かせる ダメゼッタイ

[HOOK:田代まさし]
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[D.O]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[漢 a.k.a GAMI]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
マジヤバイ

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[D.O]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[漢 a.k.a GAMI]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
マジヤバイ

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[D.O]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ

[漢 a.k.a GAMI]
大丈夫か?

[田代まさし]
だいじょぶだあ!

大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
大丈夫だ 大丈夫だ 大丈夫だ
でも明日はわからねえ


本人もインタビューとかコメントで仰っていたけども、「完全に薬が頭から離れる事は無い…今日乗り切ったら明日又誘惑と戦う、それが死ぬまで続く」って仰っていました。

これ見た若い連中は覚醒剤や依存性の高い薬物は止めとけよ。

気持ち良いのは長い人生から見たら一瞬で、死ぬまで依存との戦いが続くぞ。


2019年9月16日月曜日

吉幾三 ラップ【TSUGARU】歌詞の意訳・翻訳・和訳?




【TSUGARU】歌詞の意訳・翻訳・和訳?

お前のとこの爺さん婆さんはどうしてる?
うちの爺さん婆さんは去年死んだわ
お前んとこの長男はどうしてる?
うちの長男は何してるか分からんな

上京したって電話で聞いたけど
一体東京のどこに行ったんだか?
何考えてるのか分かんねえやうちの長男は
ほんとに馬鹿野郎でどうしようもねえや

お前のとこの長女はどうしてる?
うちの長女はアメリカに行ったよ!
お嫁に行ったんだけど何年経っても
地元に戻ってこない馬鹿娘だよ

子供が出来たって電話で聞いたけど
どうせ男みたいな性格の女の子だろうな
お祝いのお金も包まないし
ほんとに迷惑ばっかりかけてるよ!

よく喋れば「おしゃべりな奴」って周りに言われる
黙ってると「無口な奴」って周りに言われる
喋ってた方が良いのか悪いのか
黙ってた方が良いのか悪いのか

津軽の春夏秋冬を知ってるか
春の花崎温泉、夏のねぶた祭り、秋の紅葉を
冬の雪降る厳しい四季を感じながら
生きていることを知ってるか

津軽の言葉を舐めんじゃねえ!



いくらでも雪が降ってくるなあ  昨日の夕方から
どこにも行けないじゃないか  こんな様子じゃ
滑って転んじゃったよあそこの橋で
つい一昨日、欄干にもぶつけたんだ

おでことおしりにイボ出来ちゃってさ
今から行くんだ医者のとこにね
なんだかよく分からないが昨日の夕方から
痛くてしょうがないから行ってくるよ

太ももと膝小僧まで調子悪いから
そのあたりも医者に見てもらって
温泉にも入ってくるわ、今日
夕飯の時間には戻るけどウチん家に来るか?

もやしとネギを入れたモツ鍋でも食おうぜ
そんで一杯やろうぜ、今夜今夜!
うちのかみさんも今日居ない、誰もいないよ
電話で呼ぶわ、家帰ったらな

よく喋れば「おしゃべりな奴」って周りに言われる
黙ってると「無口な奴」って周りに言われる
喋ってた方が良いのか悪いのか
黙ってた方が良いのか悪いのか

今ならまだ会えるんだし帰りなよ
季節は自然にお前の帰りを待っている
何年故郷に背を向けるつもりだ
そのうち絶対にバチが当たるぞ

生まれた津軽を舐めんじゃねえ!



青森、弘前、五所川原
八戸、むつに鯵ヶ沢
食べ物は美味いし酒も美味い
土地の三方を海に囲まれて

それでもこの地を出ていく馬鹿者がいる
戻ってこない若者、子供達
帰ってくるとお土産を持ってくるが
来る時は毎回食ったことも無い

菓子だけ持ってくるな、上京して稼いできた金をくれ
田畑や山林はどうするつもりだ
俺達が死んだら売るつもりだろう、お前らには何もやらんぞ
100歳まで生きてやる、お前らには何もやらんぞ

化けて出てやる、死んでから
お前の枕元に立ってやる
覚えておけよこのクソガキめ
お前たちも歳取れば同じ目に遭うんだからな!

よく喋れば「おしゃべりな奴」って周りに言われる
黙ってると「無口な奴」って周りに言われる
喋ってた方が良いのか悪いのか
黙ってた方が良いのか悪いのか

「幸せってなんだろう?」と思うなら
お前を産んだ両親に会いに行け
いつでも両親の顔を見れる
19歳や20歳の子供じゃないんだから

青森全部を舐めんじゃねえ!

出典・・・・・https://www.youtube.com/watch?v=UVAWjRnMQfM



津軽弁ってやっぱりわかりにくい・・・

オラこんな村嫌だ〜って出ていったバカ息子へのアンサーソングみたいですね・・・

(故郷に帰らない息子に対して)最後の歌詞の死んだら化けて出てやるーー!!がちょっと切ない。

しかし、現代社会における歪な家族問題や東京一極集中の構造をブラッシュアップした意欲作だと思うんだが、結構マジで。

今の日本が陥っている世代の問題をリリックに込めていてちゃんとヒップホップになっています。

2019年7月29日月曜日

『HYPE』と『Blood Claat(ブロックラー)』の意味とは?…スラング?レゲエ用語?

今更ながら、「日本の中学生」を見逃していた事に気付いて見直してみました。


今回紹介する「日本の中学生」というドキュメンタリーはラッパーのKOHH氏の弟であるLIL KOHH(リルコー)君にスポットライトを当てた作品になっています。


前作の「日本の小学生」も面白かったので未見の方はチェックしてみて下さい。



監督はプロデュースからマネージメントまで裏方として関わる、活動のキーマンとも言うべき存在である318こと高橋良氏です。






第12話 日本の中学生【法律のないところに来た編】ディレクターズカット版で、わけもわからず超危険地帯のジャマイカに連れてこられたLIL KOHH君ですが、現地のプロデューサーでPOさんという方が出てきます。

紹介文で、「いきなりHYPEを狙うな、一つ一つクリアしろ、話はそれからだ。」とか「ポリスに目をつけられたのは認められた証だ、喜べ。もっと攻めるぞBlood Claat(ブロックラー)。」と言った名言が紹介されます。




スラングはそこまで理解しているわけではないのですが、大体の意味はわかります。

気になったので調べてみました。



HYPEとは何か?どういった意味?スラング?


まず、辞書で調べても出てこないです、完全なるスラングです。

“hype”、”hyped”と書き、ネイティブ達の間で使われているそうです。

hype”は、「盛り上がる」という意味で、hypedはhypeの過去・過去分詞形、もしくは形容詞的な使い方です。

hypeの意味

●盛り上がる
●興奮する
●ワクワクする
●楽しみにしている
●テンションがあがる
●ハイになる

 上記の意味とは別に、麻薬中毒といった意味も過去には含まれていたそうなので使う時は注意が必要かもしれません。



Blood Claat(ブロックラー)とは何か?どういった意味?スラング?


Blood Claat(ブロックラー)とは「腐れ野郎」とか「くそったれ野郎」というような意味らしい。

「Blood Claat」は本来は「血まみれ装束」という意味ですが、ジャマイカ英語で、「Fuck」の類義で、かつ、さらに強意な言葉です。

との事。

意味としてはかなり強烈な言葉らしいので使う時には注意が必要です。

紳士淑女の皆さんはTPOによって使い分けて下さい。



僕も日常会話に織り交ぜて使いこなせるようになりたいと思います。

「日本の高校生」も観たかったなぁ…




2016年12月20日火曜日

Anarchy - Fate (歌詞あり)



下駄箱に置き去りのハイヒール
写真の中笑顔でハイチーズ
家飛び出す前くれたキャンディ
あげたくないけどやるよハンデ
泣き腫らした目 睨む一般家庭
綺麗事並べても結局金
よくある話 子供でもロンリー
真っ暗な家に慣れた小2
隣の女の子泣き声響く
上じゃ酒飲みの怒鳴り声
白い悪魔 博打が手招きパンク
逃げ道団地 屋上からジャンプ
耳ふさぎたくなるようなニュース
例の現場並んだままのシューズ
未来すらクモの巣にからまる
抜け出すため運命に逆らう Motherfucker

笑ってるけど悲しい目
夜中の公園に裸足で
余裕なフリも頼もしいね
横には仲間がいて
バラバラでも家族あったかい家
夢掴め働いて
下向けば悲しいね

泣き止まない子供 野良猫にサイレン
傘も意味ない土砂降りのレイン
平和の裏に繋がれたチェーン
みんな釣られる 積まれたマネー
給料日に博打 もうNo money
聞き飽きたセリフもう飲まねえ
誘惑に溺れたらもう駄目
この街抜け出す方法金
みんな目の色変えて Mo' money
悪魔に操られるような街
真面目に出来ねえのもしょうがねえ
Fuck 与えられた飯ほうばれん
後ろ髪引くようなハードな環境
涙の分だけハートは頑丈
転けたら立ち上がれ 未来も天と地
助けはこない 覚悟しなGhetto kids

笑ってるけど悲しい目
夜中の公園に裸足で
余裕なフリも頼もしいね
横には仲間がいて
バラバラでも家族あったかい家
夢掴め働いて
下向けば悲しいね

晩飯はばーちゃんの生活保護
あの国と比べたら贅沢な方
向こうが出すまでは手出すなよって
教えられたけど正解はどう
ボロクソにやられた全くな今日
あの時に決めたでっかくなろう
クソな生活とは別格だろ?
夢を見る誰もが目指す場所 Motherfucker

笑ってるけど悲しい目
夜中の公園に裸足で
余裕なフリも頼もしいね
横には仲間がいて
バラバラでも家族あったかい家
夢掴め働いて
下向けば悲しいね


引用・・・・・・・https://www.youtube.com/watch?v=P4_HwzxnG0I



ANARCHY(アナーキー)とは??


大阪生まれの京都育ち。

向島の市営団地で育ち小学生のときに両親が離婚。

その後彫り師の父親によって育てられたANARCHYさんは15歳でラッパーとしての活動を開始。

17歳で暴走族の総長となり、18歳の1年間は少年院で過ごしている(罪状のひとつは「決闘罪」だった)。

ちなみに決闘罪で検挙されるのは珍しく2005年時点での受理人員数は34名しかいない。(アナーキさんは三例目)

現在はavexと契約を結びメジャーデビューしています。


曲の背景


このミュージックビデオはスペースシャワーTV MVA2008のベストヒップホップビデオを受賞しています。



「R-RATED RECORDS」の代表であるRYUZOは、「向島は、昔は京都の地図に載ってなかったといわれる団地。ANARCHYがラップを始めるまでは、治安が悪くて不良だらけ。

その団地の不良を全員B-BOYにしたのがANARCHYだった」と説明してくれた。



形は違えど、この様な地区は日本全国にあり同じような境遇の子供も多数いたと思う。

その様なヘッズに刺さりまくったのが本曲である。

自分の生い立ちを赤裸々に曲に落とし込むその姿は、他のラッパーとは一線を画す格好良さがある。

ちなみに現在も日本のヒップホップシーンを引率する存在のラッパーである。