2014年6月17日火曜日

獅子図鍔 片切彫りのわかりやすい話

今回は鍔の説明と、自分の所有している鍔の自慢です!?

主に、鍔の目的は刀を握った手を相手の刀より護る事、鯉口を切りやすくする事、柄を握っている自分の手が刀身に滑って行かない事。

そして大事であると思われるのが、鍔の重さにより重量のバランスを取れる事みたいです。(自分の好みの扱い易さに出来る)


簡単な説明はこれ位にして、鍔の紹介です。


























                      

まず表は七頭の獅子が片切彫りで彫られている。
 


片切彫りとは彫金の技法の一つで、まず垂直に彫り、垂直の彫りに向かって斜めに彫る技法の事です。金工では横谷宗珉が有名です。































上記画像が片切彫りについて判り易いと思います。

まず垂直に彫られていて、それに向かうように斜めに彫られております。

太い彫りを見ると一目瞭然ですね。

































そして裏面です。

作者の銘などは入っていない無銘です。

しかし…実は箱書きが御座います、次回は箱書きの話でも。

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