2014年7月22日火曜日

オークションについて・・・

yahooオークション等、結構利用するのだが、色々と考えさせられる事があったので書いていきたいと思う。

まず、yahooオークション自体、刀身の出品が出来る様になったのが2~3年位前からであったと記憶している。

刀身と違い当時より刀装具は出品オッケーです。

それ以前は刀身の出品などしよう物なら出品自体を取消されてしまっていました。

最近は見なくなったが当時は、刀身を合法サイズに切って(折れたのか、切ったのか?)細切れのようなものにも入札が入り、高値で落札されていた。

最近ではあまり見なくなりましたけどね・・・


まあ中には、あっと驚くような良い品も出てくるので馬鹿には出来ないのだが・・・



そして私がオークションについて一番懸念している点が2点ある。



●薄利多売による価格破壊●

オークション全体に言える事だと思うが、お店で買うより多くの品が安いのである。

多くの業者も参入していて薄利多売になっている。

実際にオークションを知らない方が落札金額を見ると吃驚なされるのではないかと思う。

ゆっくりだが、確実に、負の連鎖によって全体の相場が下がってくる事だろうと思う。



●落札代行業者による海外輸出●

私は落札だけではなくて、出品も結構するのだが、落札された商品の買手が落札代行業者の場合が多々あるのです。(骨董品全般に多い印象がある)

例えば外国人がオークションを見ていて落札したいと思っても日本語が出来なければ取引出来ないですよね。

そこで手数料を払えば代行で落札してくれる業者がいるのです。

そして、その業者は商品を海外に居る外国人の元へ配送するのです。

文化財の海外流出になっていて結構切ないものがあります。





極端な話、価格が安くなれば、興味がある方等にも手が届きやすいのではないかと思うが・・・

上記2点のマイナス点も見逃せないと思うのである。


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