2014年11月29日土曜日

かんざしについての話です。

最近かんざしに熱を入れているので御座います。

と言っても、私は男なので、無論着用はしないのだが・・・

ある時、良いかんざしを見せて頂く機会があったので拝見したが、その凝縮された美にコロリとやられてしまった。



日本的な美意識が極小の世界に表現されていて実に良い・・・



そして悔しい事だが、女性の方々に嫉妬してしまったのだ。

この様な美を纏って御出掛け出来る女性の方々はなんと幸せ者なのだろうと・・・



私自身、刀装具の収集家ではあるが、小道具を持ち出すと言う機会が無いのである。

小道具を買い、家に持って帰ってしまえば、家の中でひたすら愛でるのみ・・・

やはり妻には理解されない。



話は変わるが現代の簪職人にもヤバイ方がいらっしゃるのだ。

簪作家 榮 -sakae さんです。

多数の写真を拝見することが出来るが、超絶技巧とはまさにこの事であろう・・・

是非実物を見てみたいものである。


鼈甲や、蒔絵、螺鈿をバンバン使った伝統的な簪も良いのだが、榮さんの簪は現代的な感じであり、簪に新風を巻き起こした方だと言っても過言ではないだろう・・・








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