仏教では苦を取り除くことを目標としている。
仏教における「苦」とは、苦しみや悩み、精神や肉体を悩ませる状態を指す。対義語は楽。 仏教は無常、苦、無我の3つで三相を形成する。四諦の4つすべては苦に関する真理である。仏教は、この苦の滅尽をめざす学問体系である。
出典…https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A6_(%E4%BB%8F%E6%95%99)
人間は収集癖があると思う…
人間の欲を仏教用語では五欲(ごよく)と呼び、「食欲、睡眠欲、財欲、色欲、 名誉欲」の五つに分けている。
宗派によってはさらに分ける場合もある。
人生の大半の時間を、この欲を埋めるために使うのが凡夫だと思う。
欲望には限りがなく、満たされなければ渇き、満たしても渇く。
際限のない欲の循環は苦の始まりだ。
人間…というか生物は、欲に振り回され苦しむ事が当たり前ともいえる。
仏教における悟りは全ての欲を滅し解脱(涅槃)に至る事を言う。
言葉で理解できても、それが心底腑に落ちないと意味がない。と僕は思う。
で…長くなって申し訳ないのだが以上が前置きです。
個人的に思うのは、現代社会では容易に欲望を叶える事が出来るので僕を含め欲に振り回される人間が多いなという印象を受ける。
企業の広告もそうだし、街に出れば消費させようという努力が見える。
ネットを開けば広告が溢れているし、個人に合わせた購買欲を刺激してくる。
知識もそうだ。
ネット上ではわからない事が無いのでは?というほど知識が満たされる。
デジタルデトックスやミニマリスト、シンプルライフが流行っているが当たり前だ。
現代社会は多くのモノに囲まれ過ぎている。
欲を叶えなくても実はもう満たされていて気づいていないだけ、というのを心底理解しなければいけない。
常日頃どうにかしたいなと思うが、どうにもなっていない僕も凡夫の一人だ。
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