そういえば最近ゲートボールをする老人を見ていない。
昔は曜日問わず暇を持て余した老人が、グラブを持って自転車で走行してたり公園ではコンコンと軽快な打撃音を轟かせていたはずだが彼らはどこに行ってしまったのか?
調べてみると現在は競技人口がかなり減っているらしい。
理由としては「ゲートボールが出来る広い場所が少ない」点と「場所の利用許可が下りない」らしい。
では何故そんな事態になったのか?
「高齢者同士のゲートボールを通じたいざこざが原因の殺人事件が起きたせいだ」という説もある。
・1999年に鹿児島県で男性がゲートボール仲間の女性に腕前をなじられ、女性を刺殺する事件が起きた。
・長崎市で、ゲートボールの試合でプレーの順番をとばされたことに腹をたて、89歳の男性が87歳の男性を刺傷するという事件があった。
・2017年にゲートボールが理由での殺人事件が発生した。
事件が発生したのは、神奈川県伊勢原市の公園。
ゲートボールを楽しんでいた82歳の男性に対し、79歳の男が突如襲いかかり、顔や胸などを暴行する。
82歳の男性は殴られたはずみで転倒し、木の根元に頭を打ち救急搬送。
一旦は回復し退院したものの、容態が急変し9日後に帰らぬ人となった。
調べてみるとゲートボールは、勝つために相手の進路・方向をいかに邪魔するかという事が重要みたいで、対立心を煽る構造になっているみたいだ。
あとは高齢で感情の抑えが効かないという点も指摘されている。
死んだ爺ちゃんがゲートボールの審判員をやっていたのだけど、人間は棒を持つと凶暴になる上、相手の邪魔したりするルールも相まって結構スティックで殴り合いになる事が多く、その混乱に乗じて恋敵をどつく爺ちゃん婆ちゃんがいて、見た目以上にボディコンタクトが多い危険なスポーツだと言ってた。
— 筋トレ100%マン (@BCAA20000) June 13, 2022
子供が公園で遊んでいても苦情が来る世の中だ。
ご老人が公園で元気にボールを弾く音がしないのが当たり前になってしまったが、寂しくもある…
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