骨董品を手に入れると気になってくるのが保管法だと思います。
多種多様な骨董品でも保管に当たって、ほぼ共通する気を付けなければいけない点って何だと思いますか?
恐らくトップを争うのは、紫外線か湿気だと思います。
美術館だと、紫外線は勿論、温度は一定、湿度も一定にコントロールされています。
私個人は湿気と言うものが非常に気になるので、自宅は常に除湿機が稼動しています。
湿度で言うと40%位に安定しています。
空気の流れに気を付けて、40%にしておくとカビはまず大丈夫でしょう。
逆に湿度が低すぎても良くないので40%位がベストではないでしょうか・・・
特に掛軸は湿気をとても嫌います。掛軸は和紙と表装を糊付けして出来ているので湿気に非常に弱いです。
紙物にカビなんか生えたら眼も当てられないです・・・
紙物程ではないにしろ、陶器類も紫外線や湿気は苦手ですのでご注意を。
いやいや、桐箱に入れておけば大丈夫でしょ?と思った貴方・・・
確かに桐箱には防虫、防菌、箱内部の湿度を一定の状態に保ってくれる、といった効果がありますが、入れっぱなしも良くないです。
やはり時々出して、陰干しをした方が良いと思います。
今と昔では住宅事情も違いますし、日本家屋と今の住宅では、風の通りも全く違う。
気密性がある為に風の通りが悪いですよね。
やはり意識して、保管するようにしなければ・・・と思います。
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