体内にある血液の量は男性は体重の約8%、女性は体重の約7%と言われています
そして、体内の血液の20%が急速に失われると、出血性ショックという重い状態になります。
さらに、 30%を失うと、生命に危険を及ぼすとされています。
そんなの物、普通に生活していれば必要ないだろうと思う方は、ちょっと危機管理が甘いかもしれない・・・
個人的には止血帯は一家に一個あっても良い位だと思っている。
地震大国の日本では、災害時にクラッシュ症候群に陥る可能性がある、その時にも使える物だし、持っていて損は無いだろう。
災害、テロ、事件、事故等、日本も安全ではなく、いつ何があるかわからない・・・
血って、ドバーッと出ちゃうと本当に止血出来ないので、滅茶苦茶焦るんですよ。
過去に経験したのが、胸元位の高さから30cm級のナイフを落としてしまい、アッと思う間もなく足の甲に突き刺さりました。
刺さった瞬間は「ヤベーやっちまった・・・でも深くなさそうだし・・・」位に思っていたのですが、ナイフを抜いてみると3cm位の深い傷でした。
血が出てくる勢いはそれほどでもなかったものの、何せ血が止まらない、最終出来に止血出来たのですが、床は血溜みたいになってしまいました。
これは、ナイフが足の甲を貫通しなかったから良かったようなものの、貫通していたら間違いなく救急車を呼ぶ事態になっていたと思います。
さらに、当時は今より知識がないから、焦る焦る・・・血が止まらないって自分が想像しているより遥かに焦ります、
自分だったら体の変調がわかるから、まだマシだと思います。
しかし他人だったら、素人が判断するのは至難の業ではないでしょうか?
自分が使うかもしれないし、他人が使うかもしれない。
結果的に、一生使わないかもしれない。
使わないならそれに越した事は無いです。
でも所有して損なアイテムではない筈・・・
さて、前置きはこの位にして・・・
購入するにあたってC-A-Tの方も考えたのですが、バーの破損例があるとの事や、古い設計の為、現時点における最新の止血帯を購入しました。
Tactical Medical Solutions製のSOFTT-Wです。
Wのコードからわかるようにワイドサイズになっています。
結構評判も高めで安心なのですが、それに比例してお値段も高め。
5000円位しましたが命には代えられない。
そもそも、イザと言う時にしか使わない物なので、値段等に関わらず不安な部分を一ミリも残して置きたく無かったのが本音です。
5000円でイザと言う時に、自他含め命が助かるのなら安いもんじゃないかと強く言い聞かせました。
使ったら壊れた、使えなかったでは意味が無いので・・・
そして購入の決め手になったのがTACMEDAさんのサイトでした。
↓
特にこのページ
http://tacmeda.com/SATNo80TQHIKAKUMAY2017.pdf#search=%27SOFTTW%27
それぞれの止血帯の比較が乗っていて非常に参考になりました。
商品が届いて実際にテストしてみましたが何にも問題無さそうで安心しました。
YouTubeにも使用方法等が沢山upされています。
勿論、購入しただけでは意味が無いので、使用箇所や、適切な処置等も勉強しなくてはいけない・・・
結構真面目に、TACMEDAさんのコースを受講しようか悩んでます。
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