イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID- を買いました。
内容紹介
戦場での死因とは? いかに命を救うのか!?
アメリカ軍による戦闘医療データをもとに、現代の戦闘やテロ、
大規模災害で発生しうる様々な外傷(銃創・爆傷など)について、
その防護から救命に与えられた時間、そして処置を豊富なイラストで解説する。
・戦闘やテロにおける死因(どうなると人は死ぬのか/何分で死ぬのか)
・プレートキャリア、ヘルメットなど装備による予防効果と正しい着装法
・大出血から命を救う止血帯と圧迫包帯の使用法
・大出血からの救命・胸部外傷からの対応をフローチャート形式で解説
・爆弾テロなど同時に多数の負傷者が発生した場合の対応メソッド
ビジュアルで理解できる日本初の総合的救命ハンドブック
持ち運びやすいサイズにイラストや写真を満載した実用のための一冊
・頭部外傷への処置 ・頸部外傷への処置/頸椎の安定化 ・目の損傷への処置
・手足からの出血への止血(手足が残っている場合/離断した場合)/
四肢結合部の止血・骨盤損傷への処置
・気道確保 ・胸部外傷 ・腸管脱出 ほか
(本書は医師や救命士を待つ時間の無い致命的外傷に対して、
全ての人が行える初歩的で実践的な技術を掲載)
<著者> 照井資規
陸上自衛隊富士学校普通科部と衛生学校にて研究員を務める。
現代の戦傷医療に関するスペシャリスト。
自衛隊退職後、医学生や自衛官・警察官を中心に
世界最新の戦闘外傷救護・救命技術、テロ対策医療を伝えている。
教育活動は国内のみならず世界各国に及び、
医学部非常勤講師やアジア事態対処医療協議会(TACMEDA)代表理事も務める。
内容(「BOOK」データベースより)
銃で撃たれると―最短1分で死にいたる。
人はなぜ死ぬのか?どうすれば救えるのか?アメリカ軍による研究成果に基づく、
外傷死のメカニズムと実戦的な救命法を豊富なイラストと写真で解説する!
あと何年かすると東京オリンピックですね・・・
個人的に非常に心配なのが、東京オリンピックにてテロが起きてしまわないかと言う事です。
ISISからは日本は敵国であると明確に表明されているわけですから何が起こっても不思議ではありません。
実際にテロが起こったら一般市民が標的になるでしょう。その場合は、銃創、刺傷、爆傷など、現代の日本人が遭遇した事の無い状況下に置かれることとなります。
この本は、銃創、刺傷、爆傷等の対処法が書かれています。
特に力を入れて解説しているのが止血法です。
本格的に救護を学んでいる方々には物足りなさはあるかもしれませんが、初心者の方にはかなりお勧めです。
救護する時にどうすればいいのか、具体的、的確に書かれています。
ヒライユキオ氏のイラストも可愛くて、読むのに飽きさせません。
ちなみにアメリカでは、この様な救護法は小学校でも教育に組み込まれているらしい・・・日本でも是非教えるべきだと思うのは私だけでしょうか・・・?
結構こういう本って、日本では専門性が高いので値段も高かったし取っ付き難かったんですが、この本はかなりお勧めです。
特に地震大国である日本では止血帯の操法を覚えてしまえばクラッシュ症候群にも応用可能です。
止血するって技術を知らないと非常時に血を止めるのは本当に難儀するので是非参考にしてもらいたいと思います。
Amazonでも結構人気みたいで、現在入荷待ちでカテゴリー1位になっています。
中古本価格も上昇してきているみたいなので欲しい方は早めに購入された方がいいと思います。
↓2019年4/20に加筆。
Amazonのリンクを今更ながらに貼ろうと思って確認したのですが、大幅に加筆された改訂版が出ておりました。
↓です。
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