「ネイチャーアクアリウム」の提唱者である天野尚(あまの・たかし)さんが4日午後11時18分、肺炎のため西蒲区の自宅で死去した。61歳
新しい器具を買おうかな、なんて思って色々検索していたら偶然眼に飛び込んできました。
本当に驚きました。
まだまだこれからと言う時期で残念です。
出典・・・・・・・・・amanotakashi.jp
熱帯魚飼育や、水草水槽をやらない方では、詳しくない方もいると思うので、多少の紹介を致します。
ネイチャーアクアリウム・・・いわゆる水草水槽を一般的にしたのは天野氏です。
水草を育成し水槽内に景色を創る天野氏が提唱したネイチャーアクアリウムは、当時熱帯魚を飼育するのがメインだったアクアリストにとってまさに衝撃でした。
それだけではなく、天野氏代表の会社ADA(アクアデザインアマノ)からラインナップされている器具、カタログ等は兎に角スマートでスタイリッシュです。
ADAが商品を出すまでのアクアリウム業界はデザイン性とは無縁で、非常に野暮ったかったです。
ADAが出て来てから他のメーカーもデザインに気を使うようになって来たと記憶しています。
そしてその功績は日本の枠に収まりきらず、ネイチャーアクアリウムは海外にも広がって行きます。
海外でも天野氏が提唱するネイチャーアクアリウムは受け入れられます。
水草水槽のコケ取りとして日本でも一般的なヤマトヌマエビなんか、海外ではアマノシュリンプと言われる位になってしまいました。
ADA主催の世界水草レイアウトコンテストは全世界参加型の大規模な世界大会で、海外からの参加者も多数います。
天野氏の手掛けた作品はすみだ水族館にもあり、大型水槽の迫力もあり、非常に眼を引く存在になっているようだ。
そして今年2月にはポルトガル・リスボン海洋水族館に、水草レイアウトとしては世界最大となる全長40mのネイチャーアクアリウムを制作しました。
私個人としても水草水槽を始めたのは天野氏の影響があったからです。
数々の功績を残した天野氏に謹んでお悔やみ申し上げます。
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