やはり夏だと心霊特集が多いですね。
ネットでもテレビでもね。
この季節になると高校生の時にしていたバイト場での不思議な体験を思い出します。
高校生になると、自分の物は自分でバイトして買いなさいと言うスタンスでしたので、高校三年間の放課後はバイトに励むようになりました。
問題のバイト場は、確か高校三年生頃に始めたバイトでした。
大丈夫かなー?名前出すのは不味いだろうなー。
私も昔お世話になり、現在も営業しておりますので、ボカして紹介します・・・
場所は埼玉県のR町の有名温泉施設Hです。
夜になれば満足に外灯すらないという自然に囲まれた所です。
川が近くにあり、夏休みになるとキャンプしに多くの観光客がきます。
まぁ、御想像の様に、かなりの田舎です。
そこの温泉施設で給仕として働いておりました。
結構な繁盛具合で、勿論温泉がメインなのですが、カラオケ舞台がある食堂大広間の繁盛具合と言ったら、休日ともなれば眼の回るような勢いで御座いました。
そのバイトを始めてから一ヶ月位してからかな?
大広間の片づけも終わり、あとは閉めて帰るだけとなってから、5人位のスタッフ皆で喋っていた時に、急に電灯が全部消えたんです。
確認してみたら何故か大広間の電灯だけが付いていない・・・(終了時間以降、御客さんを入れないために襖を締め切っているので真っ暗です)
でも、みんなが「あれ?消えちゃったねー」って感じであまり騒がないので、ちょっとおかしいな?って思っていたんです。
皆行きたがらないので、一番新入りの俺がスイッチを確認しに行く事になりました。
スイッチは一番奥のカラオケ舞台の裏横にあるので、見に行ったらライトが全部OFFになっているんです・・・
これありえないんです・・・
スイッチをオフにするには誰かが押さなくてはいけないし、押した人は何処にもいないんです。
スタッフは、みんな俺の近くに居たし、大広間の中には誰も居ない事は確認済みです。
とりあえずスイッチをONにして戻って報告すると、「やっぱり・・・」とか言ってます。
詳しく話を聞いてみると、どうやら電気が消えるのは閉め終わって帰る時に偶にあるみたい。
それ以外の被害があるかと言うと、これと言った被害がないそうだが・・・
しかし、以前、幽霊が観える人がバイトで入って来たみたいだが、一日で辞めてしまったとの事・・・
電気が消える件は全く知らないのに、バイト初日に、カラオケ舞台に何かが居る、怖い、と言って、そのまま初日のバイトが終わり次第、辞めてしまったらしい。
結局その事件以降、原因不明のその現象は幽霊の仕業と言う事になったらしい。
私も一年程勤めて、就職の為に辞めてしまった。
何故電気が消えてしまうかは、結局解らないままだった。
今はどうなっているんだろうか?
バイトを辞めてから、行った事がないので解らないが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿