ファーケル大佐は2003年、フセイン政権崩壊直後に地雷除去を始めた。
買ったばかりのホームビデオで、活動の日々や家族との団らんの日誌をつづる。
アメリカ駐留軍も、彼の鋭い嗅覚を評価し行動を共にする。
ナイフとワイヤーカッターだけを手に、600件を超す爆発物を処理した年もある。
「無実の市民の被害を食いとめる」と、目の前で起きた爆発で右足を失った後も故郷モスルで活動を続けた…
使命感に人生をささげた男の一生を、長男の語りでたどるリアルドキュメンタリーです。
引用……https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/253/2145696/index.html
ペンチとナイフのみで爆発物処理するファーケル大佐
爆弾処理なので耐爆発の装備をしていくのかと思ったら、そうではなくファーケル大佐は簡易的な装備&ペンチ(ワイヤーカッター?)のみで爆発物を処理していく…
彼の装備にもっと予算を出してあげて欲しかった。
ちなみに警視庁機動隊の爆発物処理班は↓
出典……https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%86%E7%99%BA%E7%89%A9%E5%87%A6%E7%90%86%E7%8F%AD
多少のネタばれ有りの感想
爆発物の処理中に大家さんから家賃の催促が来るのは、日本人からすると非日常感に日常が混じったような気がして不思議な感覚がある。
しかし彼らにとっては、爆発物があるのが日常であり、その処理も日常なのだろうか…
日本では本当に考えられない状況である。
作品内でも語られているが、ファーケル大佐は有名人であり、せっかく作った爆発物を処理してしまうとして敵も多かったみたいだ。
敵も誰が味方で敵か現地人でもわからない状況で周りを囲まれて後を付いてこられる…この状況は僕は画面越しでも怖かった。
ドキュメンタリーとして非常に考えさせられる作品になっている。
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