近年の通常モデルはテカリのある滑らかな止水ジッパーに変更されているのに、ミリタリーラインのモデルは昔のつや消しで動きが重いジッパーのままでした。
艶のある新型ジッパーの方が滑らかなのに何で変更しないのかなぁ?と気になっていたので調べてみました。
↓昔のモデルで使われていた艶無しの多少動きが重い止水ジッパー(これは3DAYアサルトです。)
↓数年前から使用し始めた、滑らかな動きの艶あり止水ジッパー(スイートピーです。)
↓同じく艶あり止水ジッパー(ハンティングモデルのFRONTです。)
ハンティングモデルにも艶ありジッパーが使用されている事から、ミリタリーラインのみ艶無しジッパーが使用されている事がわかります。
海外のフォーラム等もザックリと漁ってみたが、ミリタリーのみ艶無しなのは光の乱射を抑えるためとIR対策品の為らしいです。
日本のMYSTERY RANCHのHPでも確認しましたが【IRコンプライアントのYKK®ジッパー】の記載がありIRで反応し難い物になっていると判断出来ます。
IR(赤外線)をザックリ説明するとIR対策(対IR)がされている製品は【赤外線スコープ Night Vision(ナイトビジョン)】を使用されても反射し難くなります。
つまりナイトビジョンを使われても見つかり難いって事です。
まぁ、ジッパーは判ったけども、さらに気になったのが生地自体はどうなのかって事ですね。
ちなみに現在はBDUでもIR対策がされており、自衛隊でも対策されている戦闘服を使用しているみたいです。
ミステリーランチのバッグの大きな面積を占める生地自体は対策されているのかは不明でしたので調べてみました。
ミステリーランチのHPに書いてあったわ(笑)
↓
ミリタリーラインのコヨーテカラーとフォリッジカラーの生地は織る前の繊維の状態で染めており、IR(赤外線)遮蔽性を有する特性があります。生地として織った後に染めるとIR遮蔽性が得にくくなるためです。ウェビングやバックルも対IR加工が施されています。マルチカムカラーのパックも対IR性に配慮した仕様です。これらの生地コーティングは表面はDWR(耐久撥水)加工、裏面はPUコーティングを施しています。
やっぱり軍用品な事だけのことはあるのね。
まぁ、僕が持っている3DAYアサルトのブラックカラーは対策されているのかは不明のままですが・・・(文面を見る限りでは黒色の生地はIR対策はされてないんでしょうね・・・)
敵対勢力の暗視スコープ使用に悩まれている方はミステリーランチのミリタリーモデルがお勧めです。(笑)
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